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(回答先: 「不審船事件」の“船籍”問題で『読売新聞』オンライン版記事の姑息な差し替え発覚! 不審船は“中国人保有の無国籍船”がより濃厚!! 投稿者 あっしら 日時 2001 年 12 月 26 日 19:54:12)
どうもこれは中国からの出稼ぎ者を海の藻屑にしたという事件みたいだね。足の遅い漁船で経済水域を航海していたら、突如日本の海保に追跡されて「先制攻撃」され沈められてしまったというね。その恐ろしい事実関係が明らかになったら、あの泣き虫総理も退陣するのだろうかね。退陣して済む事ではないだろうがね。それを考えれば、泣き虫総理やら官僚やらは、自分たちの立場を守るために「北」攻撃に死に物狂いになるだろうね。
どこかの都知事が「三国人」対策が必要だと叫んでいたね。若く見える石原都知事がね。しかし、今の日本で中国人の出稼ぎ労働者がいなければ日本経済も成り立たないがね。パキスタン人の不法就労者も同じことだしね。都知事が「三国人が騒擾のもと」と言い放って好い気になっていると、自分の足元が危なくなるだろうがね。若作りの整形手術をしていると有名な都知事だが、それもみっともないわなあ。こういう連中がいるから、在日中国人が怒るのだろうしね。
三国人対策と称して密入国者を「水際」で撃沈したことになると、その非人道性も問題になるね。そもそもどの国からの密入国者でも、世界人権宣言が謳う「基本的人権」があるのだからね。もっとも日本の国は、それを認めていないらしいがね。そもそも日本政府は漂流民も適切に保護しないと言われているしね。密航者の漁船を撃沈している国として、世界に名を馳せることになってしまいそうだね。それでも泣き虫総理は「あれは正当防衛」と言い張るつもりだろうかね。彼は正当防衛「でしょ?」と記者団に聞くのだけどね。何でも「でしょ?」で誤魔化しているみたいでね。
そもそも「威嚇の目的」でイージス艦を出すというのが、幼稚な考えだろうしね。連中は、「威嚇」と「警告」の区別を知らないで命令を出したみたいだね。その責任も、連中の責任なのだがね。「威嚇」のつもりで奇襲攻撃をし大敗北を喫した太平洋戦争の経験も知らないみたいね。連中は、今でも「ハナタレ小僧」という事なのだね。
射撃でも「威嚇」と本当の「警告」には区別があるだろうしね。日本の海保は、その区別を明確化しておくべきだったね。日本語を知らない官僚の理屈なら、日本語の「威嚇」はおどしの意味だから、「おどし」射撃ができるなら船体を攻撃しても大丈夫という法律の「拡大解釈」をしかねないね。ちゃんと「警告」射撃として教育しておけば、先制攻撃で船体を直接攻撃することはできないことが明白だったろうがねえ。この手の安っぽい外来語文化の中で育った日本人が、ついには日本の国に原子爆弾を落とさせたのだがねえ。
今回の事件が明らかにしたのは、経済水域であれ領海であれ民間船は拿捕する前にまず先制攻撃をするという日本海保の対応法だろうね。これは、そもそも海保は国籍不明の漁船を海に沈めてしまえという命令を受けていた事になるね。これは恐ろしい事件になってきたと思うね。
この秋から、警察官が先制攻撃で発砲して相手を殺害しても責任はないという法改正がされていたらしいからね。警視庁がその口実を作ったのだね。それを「初適用」したのが、日本の国内犯罪でなくて領海「外」の漁船追跡だったというのが悲惨な事件だね。死者は15人どころか、さらに増えるだろうしね。これは恐ろしい事件だね。
秋の国会が、海上保安法改正と同時に「威嚇射撃なしで発砲できる」という警察官職務執行法改正もしていたらしいね。日本の国民が知らないうちにこっそりとね。ついでに各警察本部がサブマシンガンを調達することも決まったしね。これも宮崎学が雑誌で問題にしていた程度で、ほとんどのメディアは問題にしなかったのだね。
そもそも国会で左右会派が翼賛状態で可決した改正案だったからね。警察権に野放図な武装を許可した翼賛可決だね。この翼賛可決は、日本の政府与党と野党が裏で深く癒着している事の証明でもあるらしいね。これなら日本の政治家は、アメリカ議会がアフガン攻撃を翼賛支持したのを笑う事はできないわなあ。
しかし日本政府はどうも撃沈されてあるいは20ミリ弾を浴びせられて虫けら同然に死亡したのが中国からの出稼ぎ密航者でも、「密航」だから誰も名乗り出ないだろうと思っているみたいだね。日本の警察が多用する「自分の落ち度だよ」の論理だがねえ。しかしそういうのは日本人の日本的な考え方だからね。日本人はそうでも、大陸ではそうではないみたいだしね。遺族が泣きの涙でテレビに出てきたら、日本政府はどうにもならないだろうね。誰がどうやって責任を取るのかね。死者は2桁だしね。もう戦争責任と同じだろうしね。
大陸でも大洋でも、自国の「警察官職務執行法」がそのまま外国や自国「周辺」にまで通用すると考えている民族はいないのだがね。「周辺事態法」というのもこれに似た問題をはらんでいるがね。遣隋使の時代からして、日本「周辺」という考え方は無かったのだがねえ。古代日本人の方がはるかに国際感覚を持っていたみたいだ。これも日本人の退歩現象みたいだね。
いまや日本政府の考え方は、何でも「周辺○○」みたいね。「海を忘れた」民族という日本人の弱点が、今度の事件の背後にもありそうだ。しかし、あの泣き虫総理は「薩摩隼人」と自称しているはずだし横須賀出身のはずなのにね。連中は丸で海を知らないね。知らないのなら、今回みたいなはね上がり行動は慎むべきだったのだがね。