★阿修羅♪ 戦争7 ★阿修羅♪ |
(回答先: 『撃沈不審船』は最終局面で「五星紅旗」を掲揚/ライフジャケットは韓国で流通しているもの [フジTV「スーパーニュース」/「NHKニュース」] 投稿者 あっしら 日時 2001 年 12 月 24 日 20:41:22)
海上保安庁撮影ビデオが(&メ集された上で=jようやく放送されたことで、事件解決に向かいそうだね。国営放送側は元海上保安庁官僚が語る賛美論を放送していたみたいだね。しかし、これがかなり怪しい話だったみたいだがね。元海保官僚の話だと、あの船の「船首」部分を機関砲で攻撃したのは「威嚇射撃」になるらしいからね。ニッポンの国営放送アナウンサーもそれを追認するという姿勢だから、かなりのやらせ番組みたいだがね。その他にも、メディアの取材では役所礼賛の質問しかしないという状態みたいだ。
こういう役人やメディアしかいない日本の現状は、かなりの危機状態だけどね。特に、名指しされた北朝鮮が反発するどころか「沈黙」状態だというのが危険な兆候だろうね。船がどこの国のものであろうと、北朝鮮は日本の政治家が図に乗らないようにかなりの対応をしてくるだろうがね。
海保が自称する「工作船」が「船首」部分を攻撃されていたのは、ビデオ映像からして間違いないみたいだね。そこを攻撃すると船首に浸水するから航行できなくなるだろうという理屈もあるらしいしね。しかし、これも日本的な机上の空論というやつだろうね。船首に密航者が乗っていたという可能性もあるからね。
しかし、どこの国の「海洋法」でも「船首」は「船体」の一部のはずなのだがね。だから船首を攻撃していたのは、「威嚇」(警告)射撃にはならないのだがね。つまり、日本の海保(警察)が領海外で外国船に警告無しの攻撃をしたということになるだろうね。これは本来、重大問題なのだがね。
海保公開の「証拠」映像の状況からすると、日本の領海外で停船命令を出したがそれが無視されたので攻撃したらしいね。それも、警告の射撃はなかったのだね。いきなり「船体」を攻撃しているのだからね。
この状況だと、相手側の正当防衛発砲が許される可能性があるのだね。相手側が自動小銃を発射している映像も出てきているが、それは船体を攻撃された後の事だからね。先に攻撃したのが日本の海上保安庁だということは、どうやら間違いないみたいだね。これは、かなりマズいことになるね。
しかも、撃沈の原因になった機関砲攻撃の詳細が不明みたいだね。海保ビデオで「正当防衛射撃をしています」とナレーションが付いている部分だね。この部分は、映像も闇の中みたいだ。これがマズいのだがね。
国際法上の正当防衛は国内法上の正当防衛と同じで、自分が先に攻撃した方は「防衛」を主張することはできないね。しかも、相手方からの攻撃が続いている限りにおいて「防衛」行為と認められるのだからね。海上保安庁は警察官だから、防衛解釈はよく判っているはずなのだがねえ。
同じ事がアメリカのアフガニスタン戦争に関しても言われているね。アフガニスタンがアメリカに攻撃をしあるいは攻撃をし続けている限りにおいて、アメリカ合衆国の「正当防衛」戦争が成立するのだね。しかし、アフガニスタンは全然アメリカを攻撃していない。だからアメリカのアフガン戦争は正当性がないのだね。そして、それを支援している各勢力の戦争責任が問われているのだね。日本の政治家と官僚もその対象になっているらしいしね。
どうも今回海上保安庁がやった行為は、それ自体が海賊行為みたいね。ビデオが証明しているように、海上保安庁はもともと「威嚇射撃」などはしていなかった。これが重大な責任問題だね。海保の役所側が「威嚇した」のだと言い張っているだけで、最初から船体を攻撃していたことが明白になってしまった。ビデオ公開でそれが証明されてしまったのだね。
これは正当な「警察官」の職務とも言えないね。国民の反発があったのに、警察官のピストル使用で「威嚇射撃」が必要ないと法改正されたところだね。日本警察の腐敗が取り沙汰されていても、それを無視して武器使用を拡大しているという問題だ。しかしだからと言って、日本の領土(領海)の外でもこの手の日本警察の勝手が許されるものではないね。それは、国際常識だがね。
しかし、この事件で日本人が「海」を忘れた民族だということも証明されたみたいだし、日本人の国際常識のなさが証明されたね。特に政治家、官僚、メディアの日本人の能力不足がね。国際常識では「威嚇」射撃とはあくまで「警告」のことであり、船体を攻撃することは許されていないね。船体を攻撃したら、それが戦争の引き金になる事もありうるからね。キューバ危機で取られた苦し紛れの「臨検」を考えれば判ることだろうしね。
あくまでも相手方の船の「進路前方」に向けて発砲するのが、本来の「威嚇」であり「警告射撃」だからね。この解釈を間違って撃沈に至ったのは、海上保安庁官僚の能力と責任の問題だろうね。なにしろ死者が出ているからね。海の警察が海賊行為をしているのだから、もう警察の腐敗どころの騒ぎではないね。
そして、日本政府、官僚、マスメディアの三者ともこれが「警告なしの攻撃」でありすでにして国際問題なのだと判っていないらしいね。これ自体が、日本国の大きな問題だがね。特に政府が無知なのだね。そのことから考えても、この事件は泣き虫の総理を退陣に追い込むような国際問題にもなりかねないだろうね。日本の隣国が間抜けぞろいの連中で、経済水域内で外国警備艇が事実上の戦争行為をしても静かにしているようなら「ラッキー」だろうがね。