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(回答先: 12/22 18:00-12/23 16:00東シナ海に不審船ログ 共同政治記事 投稿者 倉田佳典 日時 2001 年 12 月 23 日 19:05:07)
12/24 16:49 反省すべき点はある 政治14
首相QA(24日)
記者 今日の安全保障会議で、不審船事件のビデオを見たそうで
すが。
小泉純一郎首相 向こうは相当な準備をして、武装をして攻撃を
してきたんですから、日本側もこういうむちゃな不審船があること
を日ごろから考えながら、対応を考えていかなきゃいけませんね。
海上保安庁も危険を顧みずよくやったと思うのですが、反省すべき
点はあると思います。法的な面と現実の対応の面において、今後し
なきゃならないことはどういうことかをよく点検すべきだと。これ
からの事件に対応できる万全の措置を考えてほしいと指示しておき
ました。
記者 一連の政府の対応についてどう思いますか。
首相 海上保安庁はよくやったと思いますが、それでも防衛庁と
の連携とか、あるいは装備の点、威嚇射撃の点。海上保安官に負傷
が出たわけですから、場合によっては死ぬかもしれないような向こ
うの攻撃ですからね。安全面でいろいろ考えなきゃならないことが
あると思います。
記者 臨時閣議で来年度政府予算案が決定しました。
首相 まず改革断行予算の一歩が大きく踏み出された。もっと国
債増発して、もっと予算付けろ、もっと公共事業やれっていう時期
に、これだけ削減してうまく収まるというのは、やればできる証拠
ですね。最も大事なのは精神構造改革じゃないか。この予算編成前
はいろんな不満が出てたでしょ。しかし、終わってみれば(国債発
行額)30兆円の枠を守りながらメリハリの付いた予算も可能だっ
たわけですから。恐れず、ひるまず、とらわれずの精神で、今後も
さらに改革に向けて前向きに進めていきたいと思います。(午後0
時36分、首相官邸)
(了) 011224 1648
[2001-12-24-16:49]
12/24 16:31 不審船引き揚げ必要ない 国籍分かればと福田長官 政治13
福田康夫官房長官は二十四日午前の記者会見で沈没した不審船に
ついて、国籍などの事実関係が分かれば引き揚げは必要ないとの認
識を示した。
また「海上保安官が撃たれて負傷しなければ何もできない。乗員
の生命を守ることが大事だ。今回は不幸中の幸いだったが、相手が
危険ならどうしたらいいか事前に考えておかなければならない」と
強調した。
これに関連して田中真紀子外相は臨時閣議後、記者団に「(不審
船の所属が)どこの国であれ、報復ということがあるかもしれない
し、危機管理をやっていかないといけない」と述べ、対日報復の可
能性も含めて警戒する必要があるとの認識を示した。
(了) 011224 1630
[2001-12-24-16:31]
12/24 16:29 武器使用基準の緩和検討 自衛隊・海保法改正目指す 政治12
政府は二十四日、ロケット弾の攻撃まで受けた不審船銃撃・沈没
事件の教訓を踏まえて、領海外での不審船の停船措置の実効性を確
保するため、海上保安官らの武器使用基準の緩和などの法整備に着
手した。早ければ来年の通常国会で、領海外での武器使用基準の緩
和などを盛り込んだ自衛隊法、海上保安庁法の改正を目指す。
小泉純一郎首相が同日午前の閣僚懇談会で、今回の事件を教訓に
「法的なものも含めて対応を検討してほしい」と指示した。海上保
安庁の装備強化も検討する方針。
併せて今回のように武器を重装備した不審船が停船命令を無視し
て反撃してきた場合の海上保安庁と自衛隊の連携の在り方や、自衛
隊に海上警備行動を発令する要件、時機などについても再点検する
。危機管理の観点から首相が意欲を示している有事法制の準備作業
も加速しそうだ。
十一月に施行した改正海上保安庁法では、領海内での武器使用を
緩和したが、政府は今回の事件が領海外であったことから「改正海
保法が規定する船体射撃の要件に当てはまらなかった」(政府筋)
と説明。初動段階での船体射撃は従来の威嚇射撃の一環、としてい
る。このため政府は、自衛隊に海上警備行動が発令される前段階で
の領海外での法整備が必要と判断した。
閣僚懇談会で首相は「海上保安庁が(不審船を)長時間、追って
いたのに(なぜ)捕そくできなかったのか、検証してもらいたい」
と指摘、不審船発見から沈没に至る対応などを詳細に検証するよう
求めた。
自衛隊と海上保安庁の間では一九九九年に、不審船が発見された
場合の初動対処や海上警備行動発令前後の役割分担を規定した「共
同対処マニュアル」が策定されており、政府はこのマニュアルがど
れだけ有効に機能したかも検証する。
(了) 011224 1628
[2001-12-24-16:29]
12/24 13:48 海保対応に一定の理解 政治06
民主党は二十四日、不審船銃撃・沈没事件について、海上保安庁
などの対応に「一定の理解」を示す談話を発表した。
談話は「負傷した海上保安官にお見舞い申し上げる」とした上で
、不審船の沈没は「国籍などの情報や証拠の収集・分析を困難にし
残念である」と指摘。停船・捕そくや武器使用の在り方など「法的
・制度的・態勢的な不備」の有無を点検するよう求めている。
(了) 011224 1347
[2001-12-24-13:48]
12/24 12:16 海保対応の検証を首相指示 領域外の武器使用緩和も 政治03
小泉純一郎首相は二十四日午前の臨時閣議後の閣僚懇談会で、不
審船銃撃・沈没事件について扇千景国土交通相らに対して「海上保
安庁が長時間(不審船を)追っていたのに捕そくできなかったのか
、検証してもらいたい」と述べ、不審船発見から沈没に至るまでの
海上保安庁の対応などを詳細に検証するよう指示した。
今後の対応に関しては「法的なものも含めて対応を検討してほし
い」と述べ、武器使用基準の緩和を含め領海外の停船措置などに関
する法整備の検討を指示した。
これに関連して福田康夫官房長官は午前の記者会見で「海上保安
官が撃たれて負傷しなければ何もできない。乗員の生命を守ること
が大事だ。今回は不幸中の幸いだったが、相手が危険ならどうした
らいいか事前に考えておかなければならない」と説明した。沈没し
た不審船引き揚げについては国籍などの事実関係が分かれば必要な
いとの認識を示した。
中谷元・防衛庁長官も臨時閣議後、領海外での不審船の停船措置
について「迅速に強力に停止できるよう法的にさらなる検討が必要
だ」と記者団に述べ、首相と同様の認識を示した。
中谷長官は海上保安庁と自衛隊の相互協力の在り方を検討する考
えを強調。防衛庁として周辺海域の警戒を強化していることも明ら
かにした。
これに関連して田中真紀子外相は臨時閣議後、記者団に「(不審
船の所属が)どこの国であれ、報復ということがあるかもしれない
し、危機管理をやっていかないといけない」と述べ、対日報復の可
能性も含めて警戒する必要があるとの認識を示した。
(了) 011224 1215
[2001-12-24-12:15]
12/24 11:31 海保対応の検証を首相指示 領域外の法整備の検討も 政治01
小泉純一郎首相は二十四日午前の臨時閣議後の閣僚懇談会で、不
審船銃撃・沈没事件について扇千景国土交通相らに対して「海上保
安庁が長時間(不審船を)追っていたのに捕そくできなかったのか
、検証してもらいたい」と述べ、不審船発見から沈没に至るまでの
海上保安庁の対応などを詳細に検証するよう指示した。
今後の対応については「法的なものも含めて対応を検討してほし
い」と述べ、武器使用基準の緩和を含め領海外の停船措置などに関
する法整備の検討を指示した。
中谷元・防衛庁長官も臨時閣議後、領海外での不審船の停船措置
について「迅速に強力に停止できるよう法的にさらなる検討が必要
だ」と記者団に述べ、同様の認識を示した。また海上保安庁と自衛
隊の相互協力の在り方を検討する考えを強調。防衛庁として周辺海
域の警戒を強化していることも明らかにした。
これに関連して田中真紀子外相は臨時閣議後、記者団に「(不審
船の所属が)どこの国であれ、報復ということがあるかもしれない
し、危機管理をやっていかないといけない」と述べ、対日報復の可
能性も含めて警戒する必要があるとの認識を示した。
(了) 011224 1131
[2001-12-24-11:31]
12/23 21:45 差し替え 不審船外交対応 政治20
共A3T470政治20S「外交対応は船籍特定後」の10―1
1行目「日本の『武力行使に留意する』との見解を表明したことを
踏まえ、」を「日本が『武力を使用したことへの関心』を示したこ
とを踏まえ、」と差し替え。
(了) 011223 2144
[2001-12-23-21:45]
12/23 20:21 外交対応は船籍特定後 中国には説明も 政治20
外務省幹部は二十三日、不審船銃撃・沈没事件について「国籍が
分からない以上、外交的には動きようがない」と記者団に述べ、海
上保安庁や警察当局による国籍特定作業を見極めた後に、外交面で
の対応を取る考えを示した。ただ中国外務省が日本の「武力行使に
留意する」との見解を表明したことを踏まえ、中国に対してはなん
らかの説明をする考えとみられる。
事件について同幹部は「現時点では、殺人未遂事件として海上保
安庁などが捜査本部を設置して捜査している。外務省が口出しする
話ではない」と述べた。
だが政府内では、不審船が朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)の
船との見方が強まっている。仮に船籍が北朝鮮と確認された場合は
、北京の北朝鮮大使館やニューヨークの国連代表部などを通し抗議
することになる見通しだ。
(了) 011223 2021
[2001-12-23-20:21]
12/23 20:15 沈没不審船の捜索を検討 首相「正当防衛」と強調 政治19
政府は二十三日、不審船銃撃・沈没事件で不審船や乗組員の国籍
を特定するため、捜査当局のダイバーらによる不審船の捜索を行う
方向で検討を始めた。現場海域が水深約百メートルの大陸棚である
ことから、不審船の捜索をした上で、必要に応じて船体引き揚げを
検討する。政府内には、朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)の船と
の見方が強まっており、引き続き国籍特定作業に全力を挙げる方針
だ。
小泉純一郎首相は同日昼、海上保安庁の船体射撃について「正当
防衛だ」と強調。不審船の国籍に関しては「不明な点が多い。よく
調査する必要がある」と首相官邸で記者団に述べた。首相は午後、
首相公邸で田中真紀子外相と会い、不審船の国籍特定と行方不明者
の捜索を急ぐ方針を確認した。
首相は今回の事件について「奇怪な行動だ。われわれが考えられ
ないような不審な行動をとるグループがあることをよく考え、平時
から法的な面、現実対応の面の両面から対応を考えておく必要があ
る」と述べ、不審船対策を一段と強めるとともに、必要があれば法
整備を検討する意向を明らかにした。
海上保安官二人が負傷した点に関しては「残念だ。対応に抜かり
がなかったか、今後適切に対応するにはどういうことが必要か考え
なくてはいけない」と述べた。首相官邸で記者団の質問に答えた。
これに関連して福田康夫官房長官は同日午前、首相官邸で縄野克
彦海上保安庁長官を呼び、一連の経過報告を受けた。
(了) 011223 2014
[2001-12-23-20:15]
12/23 19:42 捜索、情報収集に全力 政治18
田中真紀子外相は二十三日夜、不審船銃撃・沈没事件について「
遺体の身元確認、(不明者の)捜索に全力を挙げている」と述べ、
当面は現場海域での捜索活動が重点となる見通しを示した。
その上で、外相は「国籍も、目的も分からない。大変な事件なの
で、情報を集めることが最優先だ」と述べ、事実関係の解明を急ぐ
考えを強調した。
都内の外務省飯倉公館で記者団に述べた。
(了) 011223 1941
[2001-12-23-19:42]
12/23 18:25 捕そくできず残念 政治17
首相QA(23日)
記者 不審船事件をどう受け止めていますか。
小泉純一郎首相 奇怪な行動だね。わが国の近海にこういう武装
した不審船がうろちょろしているというのはね、遺憾な状況ですよ
ね。しっかりと、これからも対応を考えないといかんし、また海上
保安庁の保安官が2名負傷されたのは大変残念なことですけども、
今後よく状況を調べて、対応に抜かりがなかったか、また今後、似
たような状況に適切に対応するためにはどういうことが必要かとい
うことをよく調べる必要があると思いますね。
記者 不審船は沈没しましたが、船体射撃についてどう思います
か。
首相 これは正当防衛でしょ。こういう点についていろいろ状況
をしっかり調査する必要がありますね。
記者 不審船は捕そくできませんでした。
首相 これは残念ですね。捕そくできればよかったんですけどね
。
記者 国籍、目的について情報がありますか。
首相 いや、まだ不明な点が多いんですが、今後時間ありますか
ら、よく調べる必要があると思います。
記者 近海に不審船がひんぱんに出没しますが。
首相 やはり平時から、われわれの考えないような不審な行動を
するグループ、人間がいるということをよく考えて、法的な面と現
実の対応の面を考えておく必要があると思います。平時からね。(
午後0時26分、首相官邸)
(了) 011223 1824
[2001-12-23-18:25]