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(回答先: イエメン軍、アルカイダ捕そくへ村を砲撃〔日本経済新聞〕 投稿者 FP親衛隊国家保安本部 日時 2001 年 12 月 18 日 22:24:18)
12/19 14:19 アルカイダ追跡へ監視強化 米、ソマリアやスーダン 外信57
【ワシントン19日共同】米政府は十九日までに、アフガニスタ
ン東部トラボラから脱出したテロ組織アルカイダ兵士を封じ込める
ため、アルカイダと関連のあるソマリアやスーダンなどに対する監
視活動や情報収集を一段と強化する方針を固めた。
ウルフォウィッツ米国防副長官は十八日の記者会見で、米軍の対
テロ戦争は当面アフガニスタンに集中する姿勢を強調したが、「ア
ルカイダ幹部の逃亡先と思われる場所やアルカイダがいる可能性の
ある所」に重大な関心を持っているとも表明。アフガン国外にも包
囲網を広げていく考えを明らかにした。
カタールの衛星テレビ、アルジャジーラによると、イエメン軍は
十八日、イエメン国内で活動するアルカイダの摘発に乗り出し、メ
ンバーを捕そくするため首都サヌア北東部の村を攻撃した。
米ABCテレビによると、米政府はイエメン政府が踏み切った軍
事行動を歓迎している。アルカイダの訓練施設があるとされるソマ
リアには、この三週間に米中央情報局(CIA)の工作員が三回出
入りしているが、スーダンにも数週間以内に偵察要員を派遣、フィ
リピンへの監視も強化するという。
米軍はトラボラの攻防で、アルカイダ兵士がパキスタンに逃走し
ていた事態を重視。逃走兵の中にウサマ・ビンラディン氏やアルカ
イダ幹部が紛れ込んでいる可能性もあるとみて、パキスタン政府と
連携して逃走兵を追跡している。
米政府はCIA工作員のほか米連邦捜査局(FBI)捜査員もア
フガンに派遣している。アラビア海では、船で逃走することを防ぐ
ため、米軍艦船による海上臨検も進めているが、ビンラディン氏の
居場所は特定できていない。
(了) 011219 1418
[2001-12-19-14:19]