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(回答先: ビンラディン氏:死亡か、逃走 米司令官トラボラ捜索に懐疑 (毎日新聞) 投稿者 ドメル将軍 日時 2002 年 1 月 03 日 19:35:12)
01/03 16:48 反タリバン勢力に不信感 米で独自戦力増強論も 外信38
【ワシントン3日共同】アフガニスタンでのタリバンやテロ組織
アルカイダへの攻撃で緊密な関係を維持してきた米軍と、北部同盟
など反タリバン勢力との間に、微妙な亀裂が生まれている。
反タリバン勢力に武器を供給し戦闘の大部分を任せることで自軍
の死傷者を最小限に抑えつつ軍事作戦を成功させてきた米軍だが、
二日までに、反タリバン勢力指導者が個人的な政敵を倒すために米
の軍事力を゛悪用″しているとの疑惑が取りざたされるなど、双方
の間に不信感が生じ始めた。
AP通信などによると、米軍事専門家の間では、米軍はアフガン
に展開する部隊を増強し反タリバン勢力への依存を減らすべきだと
の意見も強まっている。
米統合参謀本部のスタッフルビーム副作戦部長は二日の記者会見
で、反タリバン勢力指導者の一人が個人的な政敵を米軍の空爆の標
的にするよう要請したと伝えられていることについて「真実ではな
いと思う」とコメントしながらも、「そういうことが起こるのを避
けるため最大限の努力を払っている」と述べ、米軍が懸念を持って
いることを暗に認めた。
ウサマ・ビンラディン氏の捕そくとアルカイダのせん滅を目的と
する米軍にとってもう一つの懸念材料は、反タリバン勢力の指導者
が将来の権力掌握のため、米軍抜きで地元有力者と独自に取引して
いるのではないかという疑念だ。
米政府当局者らによると、反タリバン勢力に投降交渉を任せた結
果、タリバンの最高指導者オマル師とその護衛部隊がほぼ無傷でカ
ンダハルを脱出することを許したとの批判が米軍内部では今も根強
い。
しかし現状では、反タリバン勢力の協力を抜きにしてアフガンで
の軍事作戦が立ち行かないのも事実。国防総省のクラーク報道官は
「米軍は(アフガンに)確かな目と耳を持っていない」と述べ、反
タリバン勢力に頼らざるを得ない苦しい事情を打ち明けた。
(了) 020103 1647
[2002-01-03-16:48]