投稿者 らくだ 日時 2001 年 12 月 08 日 15:08:20:
(回答先: オマール師、カンダハル近くで拘束か 英紙報道[朝日/読売] 投稿者 あっしら 日時 2001 年 12 月 08 日 14:38:35)
私がカルザイ氏だったらオマル師を厚遇するな。まだパシュトゥーンの権利の安定化もできてないし、それに殺したり引き渡すとまだかなりの支持者がいるタリバンの残党に狙われる可能性もある。それならオマル師のカリスマを利用するね。
それにまだ数万の兵力がいたタリバンがあっさり降伏したのには、そらなりの交渉があっただろうしね。多分保身から次期権力への参画の保証まで色々あったと思うよ。
今回の読売の記事をみてると、なんだかオマル師がただの馬鹿みたいな感じに間接的に表現されてると思う。誰がまだ数万の兵力がいて数州を支配してるのに、いきなり死を覚悟した意味の無い降参などするものだろうか?ちゃんとそれなりの交渉があったからこそ降伏したのであろう。
ただもう一つ考えられる降伏への理由は、民衆の犠牲者をこれ以上だしたくないからというのだと思うが、この場合はオマル師はアメリカの執拗な空爆から民衆を守る為に降伏した事になるので、もし処罰や死刑などをオマル師に処するとなると、それこそ先進諸国の倫理や道徳が疑われる事態になると思う。どの道今回アフガンでアメリカのやった事はいくら隠蔽しても有志の方々が暴露するだろうから、いずれはその全貌もある程度見えるだろう。