投稿者 dembo 日時 2001 年 12 月 04 日 00:09:07:
(回答先: アフガニスタンのジハードニュース 投稿者 ドメル将軍 日時 2001 年 12 月 03 日 22:42:25)
『その地域と死体の上に特別な化学薬品をスプレーし、(その死体が)アメリカ人だと確認できないように死体を損壊する。』 げろげろっ!
そういえば 湾岸戦争の時も 気化爆弾で死んだイラク兵の死体を 虐殺だといわれないように ひとつひとつ袋に入れて埋葬するのがアメリカ兵の実際の仕事だったそうな それで帰還したアメリカ兵も劣化ウラン被害に苦しんでいるそうだし
ベトナム戦争では枯葉剤を浴びた帰還兵に 多くの奇形児が生まれたそうだし...
やはり下々の兵士のことなど な〜んとも思ってないようですね
☆ドメル将軍さんへ
こんなとこにレスするのは 場違いか? とも思ったのですが
「アフガンの芥子」を情報交換している翻訳家の方に送ったら 以下のようなお返事をいただきました
(訳って難しい〜 私にはとても無理だ...)
参考までに....
________________________
runは、支配してる、取りしきってる、牛耳ってるといったようなことです。
grippedは、旱魃に捉えられている、とも思えますが、gripedのまちがいだとすれ
ば、単に旱魃に「苦しめられている」のでしょう。
> ナイよりマシかもしれない素人訳と原文です。
ないより、ずっとましです。ただ、ご馳走ではありますが、ちょっと鯉のあらいみ
たいでした。
教師然としたことを言わせてもらうと、個々のセンテンス自体は、文章力でまとめ
あげてるのですが(もっと支離滅裂になる人もいます)、センテンスとセンテンスのつ
ながりまで考えるのはたいへんのようですね。パラグラフの中にいくつかセンテンス
があったら、それが互いに、センテンスのなかの主語と述語のように論理的つながり
をもっているというふうに考えて、そのつながり、流れの中で訳すようにすると、逆
に個々のセンテンスの中の表現とか、語順なども変わってきたりします。また、文脈
によって使われる冠詞などといった代物も、訳し方が決まってきます。
最初のパラグラフをちょっと手直しさせてもらうと、
タリバンが倒れてよかった[タリバン崩壊は歓迎だ]、とサイード・アリは言った。
しかし、このひどく貧しいアフガン農民にとって、今売り出し中の政治的自由や社会
的自由はほとんど意味がない。それより大事なことは、自分がまた芥子栽培をやれる
かどうかなのだ。もう最初の作付けは終えたという。
というふうになります。ちょっと面白いでしょうか?
welcomedを「と言った」とするのは、日本語と英語の表現の癖のちがいです。英語
のほうが、間接的な表現をしたがりますね。新聞記事で、He found Bush was wrong
なんて書いてあるのは、記者がインタビューした相手が、ブッシュは間違ってる、
と「言った」場合で、これを、「彼はブシュは間違っていると思った」などとやって
はかえってうまくない。
記事の第一パラグラフっていうのは、私も翻訳をやるようになって、何年かたつま
では、すごく苦労しました。今は、ようやく、それがクリアできたので、我ながら進
歩したな、と思っています。
ある友人は、翻訳を一回やって、二度とやらないと宣言しました。精神衛生にわる
いそうです。なるほど、自分の言葉の習性に逆らうことをしないと、人様の書いたも
のに合せることはできませんからねえ・・・でも、慣れてみると、これなりに面白い
んですが。 (非国民n号さんより)