投稿者 ザワヒリ博士 日時 2001 年 12 月 03 日 18:50:15:
アフガン:
タリバン捕虜の中に米国人志願兵 米国防総省
【ワシントン中井良則】米国防総省の報道担当官は2日、アフガニスタンのマザリシャリフで拘束されたタリバンとアルカイダの捕虜の中に米国人を名乗る男性がいたため、現地の米軍が身柄を引き取り、調べていることを明らかにした。
マザリシャリフでこの男性に取材した米誌ニューズウィークやCNNテレビによると、男性はワシントン生まれの白人でジョン・ウォーカー(20)と名乗っている。「アブダル・ハミド」というイスラム名を持ち「聖戦の戦士」と自分を表現した。
パキスタンでコーランを勉強し、6カ月前、タリバン政権を支援するためアフガニスタンに入った。タリバンの指示で、ウサマ・ビンラディン氏が作った軍事訓練基地に行き、武器の扱い方を覚えた。米軍の空爆が始まると、ほかのタリバン兵とともに北部クンドースに行き北部同盟の捕虜になったという。
11月25日に始まった捕虜の反乱で両足に負傷し、収容施設の地下に隠れていたが、北部同盟が地下室に水を注ぎ込み水死者が出たため、残った捕虜85人とともに1日、投降した。2日、病院で治療を受け、米軍特殊部隊が連行した、という。
「タリバンはイスラム法を執行する唯一の政府であり、イスラム政府を助けるためアフガニスタンに来た」とニューズウィークに語った。米国人と確認された場合、米政府がどういう措置をとるかは明らかでない。
[毎日新聞12月3日] ( 2001-12-03-11:36 )