投稿者 ザワヒリ博士 日時 2001 年 12 月 02 日 01:15:00:
米軍、カンダハルに最大規模の空爆
アフガニスタンからの情報によると、米軍は1日もタリバーン勢力の拠点カンダハル市とその周辺への空爆を続けた。10月の攻撃開始以来最大規模と見られ、戦車隊の駐屯地などを集中的に狙っているという。
米軍は、軍事施設のほか、パキスタン国境のスピンボルダックまで続く幹線道路も爆撃。アフガン・イスラム通信(AIP)によると、道路を走っていたバス5台、トラクター4台が米軍機に爆撃され、30人以上が死亡したという。
カンダハル州内では、これまでにもタリバーンとは無関係の車両への爆撃が伝えられた。米軍は幹線の爆撃でタリバーンや、テロ組織のメンバーの逃げ道をふさぐ作戦だが、一般住民にかなりの犠牲者が出ている可能性が高い。
パキスタン国境の消息筋によると、スピンボルダックやタクタプルなどの要衝では、1日もタリバーンと、反タリバーンのパシュトゥン人勢力のにらみ合いが続き、こう着状態という。
しかし、約3000のパシュトゥン人部隊がカンダハル空港の南10キロ余りの地点まで迫ったとの情報もある。地元部族は、米軍の空爆と連携しながら進撃のタイミングをうかがっているようだ。
一方、タリバーンのザイーフ前駐パキスタン大使は1日、AIPに対し「われわれはカンダハルを死守する。生き恥をさらすより、名誉ある死を選ぶ。オマール師は徹底抗戦を厳命した」と語った。
ザイーフ氏によると、当初、同じパシュトゥン人の反タリバーン勢力からカンダハル明け渡しについて提案があったが、指導部はすべてを拒否することを決めたという。(23:30)
【朝日新聞】
「われわれはカンダハルを死守する。生き恥をさらすより、名誉ある死を選ぶ。オマール師は徹底抗戦を厳命した」・・・
我々日本人がここしばらくの間、忘れていたもの・・「生より大切な何か」を思い出させてくれたような気がする。 我が国の首相が生き恥を晒しながらアメリカの「ケツの穴」を舐めているときにオマール師とタリバンのこの姿勢は共感を感じざる得ない。