投稿者 倉田佳典 日時 2001 年 10 月 29 日 21:05:43:
回答先: タリバンから寝返り 北部同盟〜疑心暗鬼の最前線〜「信じたい」「半信半疑」困惑の兵士〔産経新聞〕 投稿者 FP親衛隊国家保安本部 日時 2001 年 10 月 29 日 20:21:48:
10/29 16:28 誤爆批判避ける北部同盟 米との関係維持で思惑 外信41
【ジャボルサラジ(アフガニスタン北部)29日共同】米軍がア
フガニスタン北部の反タリバン勢力「北部同盟」の支配地を誤爆、
民間人が死傷したことに対し、北部同盟は二十九日現在、表立った
批判を避けている。今後のカブール攻略作戦や新政権づくりなどを
にらんで、米国に「貸し」をつくる思惑もあるようだ。
北部同盟のスポークスマン役であるアブドラ外相は二十八日、誤
爆について「悲劇的なミス」として、再発防止策を米国と協議した
いと述べた。
しかし一方で、北大西洋条約機構(NATO)軍が、ユーゴスラ
ビア空爆時に中国大使館を誤爆した例を挙げ「事故のいくつかは避
けられないもの」として今回は目をつぶる姿勢を示した。
背景には、北部同盟が米国から軍事支援を受けていることや、同
盟のカブール進撃への「地ならし」である前線のタリバン軍への空
爆強化の結果、誤爆が起きたという事情がある。
北部同盟には、タリバン政権崩壊後の新政権で発言力をどれだけ
確保するかが重要課題。そのために米国から軍事支援だけではなく
、長期にわたって政治的支持を得ることが戦略的に重要となってい
る。
しかし同盟当局者は「もう一度この種の事故が起きたら住民の怒
りを抑えられなくなる」と述べ、誤爆を容認できるのは今回限りだ
と強調した。
(了) 011029 1627
[2001-10-29-16:28]