投稿者 FP親衛隊国家保安本部 日時 2001 年 11 月 15 日 11:49:53:
【ロンドン15日=共同】
十五日付の英紙タイムズは、アフガニスタンの首都カブール市内にあるウサマ・ビンラーディン氏のテロ組織アルカーイダの拠点から、長崎型原爆に似た方式で核爆発を起こす方法や、化学兵器、ミサイルなどを研究した書類が見つかった、と報じた。
十二日夜の北部同盟軍のカブール制圧に伴い、アルカーイダが放棄した市内四カ所の拠点のうち二カ所で同紙記者が書類を見つけた。
書類には1TNT火薬の爆発でプルトニウムに熱核反応を起こさせる装置の研究2化学兵器や核弾頭の発射、ミサイルの推進方法3小型爆弾の製造方法4欧米特殊部隊の人質解放作戦−などがアラビア語、ドイツ語、ウルドゥー語、英語で書かれ、焼却しようとしたらしく一部燃えていた。
核専門家らは書類の図解などから、ビンラーディン氏が、米国が長崎に投下した原爆と同種の核分裂装置を研究していた可能性があるとみている。実際に核弾頭を製造するのは極めて困難だが、タイムズ紙は「テロリストたちがそれを目指しているのは明白だ」と指摘している。