投稿者 倉田佳典 日時 2001 年 11 月 13 日 20:46:15:
回答先: 「新政権」で米と駆け引き 北部同盟、解体の可能性 投稿者 倉田佳典 日時 2001 年 11 月 13 日 20:44:48:
11/13 16:41 カブール制圧歓迎せず 根強い北部同盟不信 社会58
共同
反タリバン勢力の北部同盟が十三日、アフガニスタンの首都カブ
ールを制圧した。しかし、タリバン政権登場前に略奪行為などを繰
り返していたとされる北部同盟への不信感は根強く、日本在住のア
フガン人は今回の進攻をあまり歓迎していない。米軍の攻撃が続く
中、内戦と飢餓にあえぐ祖国復興への遠い道のりを思い、ため息が
広がった。
「この二十五年、さまざまな政権があったが、国民に役に立つこ
とをした人は一人もいない。北部同盟は人を殺し、すべてを破壊し
てきた」。カブール出身で東京在住十八年になるじゅうたん輸入販
売業の女性、江藤セデカさん（４３）は北部同盟の政権掌握に反対
だ。
「彼らが政治にタッチすると悪影響が出る。対立する人も大勢お
り、内戦が続いてしまう。アジア各国や国連などの協力で、タリバ
ンでも北部同盟でもない新たな政権づくりが進んでほしい」と話し
た。
愛知県豊橋市の貿易業の男性、アブドル・ハディさん（２９）は
「ちっともうれしくない。すぐには平和にならない」と漏らした。
「米軍の攻撃に加え、次は逆にタリバンがカブールを攻撃するか
もしれない。市民が巻き添えになることに変わりはなく、爆弾が降
ってくる限りはうれしくないのです」と続けた。
首都圏で民族雑貨などを販売する男性（４７）は「わがままな北
部同盟は最低だ。再びカブールでむちゃくちゃな行為を繰り返す可
能性が高い」と吐き捨てた。
「タリバンも北部同盟もアフガン人の幸せを考えたことなんかな
い。今回こそちゃんとした政府ができないと平和はいつまでも来な
い」と祈るように語った。
一方、東京の貿易商の男性、アミン・コヒさん（６０）は「進攻
したのが米国でなかったことがうれしい」と言う。「タリバン政権
はもともと米国がつくったようなもの。米国やパキスタンのかいら
い政権は困る。国連中心で日本も協力してアフガン人による新政権
を」と訴えた。
（了） ０１１１１３ １６４１
[2001-11-13-16:41]
11/13 13:11 「国連中心で新政権を」 在日アフガン人 社会47
北部同盟のカブール制圧について、東京都内で貿易商を営むアフ
ガニスタン出身のアミン・コヒさん（６０）は十三日「進攻したの
が米国でなかったことがうれしい。世界中の支援でアフガン人によ
る政府ができることを望んでいる」と語った。
「タリバンはもともと米国がつくった政権のようなもの。今後も
米国とパキスタンがかいらい政権をつくるようでは困る。国連が中
心となり日本も協力して新政権を」と話した。
（了） ０１１１１３ １３１１
[2001-11-13-13:11]
題名には必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。