「新政権」で米と駆け引き 北部同盟、解体の可能性

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投稿者 倉田佳典 日時 2001 年 11 月 13 日 20:44:48:

11/13 18:50 「新政権」で米と駆け引き 北部同盟、解体の可能性 外信105

 【ジャボルサラジ(アフガニスタン北部)13日共同】悲願のカ
ブール奪回を果たしたアフガニスタンの反タリバン勢力「北部同盟
」は、首都制圧という既成事実を盾に新政権の主導権を握る狙いだ
。軍事面で連携してきた米国と、今後は政治的な駆け引きを本格化
させることになる。                     
 同盟側は敵対視するパキスタンの影響力排除を求めるとみられる
。「テロとの戦い」のために北部同盟、パキスタン双方に協力を求
めてきたブッシュ米政権は困難なかじ取りを迫られそうだ。   
 一方、北部同盟首脳部内には米国との距離の置き方をめぐる温度
差もあり、新政権構想も固まっていない。もともと寄り合い所帯で
ある各派がそれぞれの政治的思惑に基づいて動き始めることも予想
され、「同盟」解体の可能性も出てきた。           
 北部同盟は米国との関係について「敵の敵は味方」(保守派長老
のラスル・サヤフ氏)と一定の距離を保ってきた。根底には「米中
枢同時テロで、ようやくタリバンの犯罪性に目を向けた」(同盟幹
部)ことへの不信感がある。                 
 さらに、タリバン政権を支援してきたパキスタンに対して米国が
配慮する姿勢を見せていることや、新政権の中心にザヒル・シャー
元国王を据える構想への反発は根強く、米国との摩擦は避けられな
い情勢だ。                         
 しかし、同盟の新世代指導部の間には、かつてイスラム各派が一
斉にカブールに入って内戦を引き起こした反省から、北部同盟に対
する国際社会の疑念を解くためには米国の理解を得る必要があると
の認識も広がっている。                   
 米国への妥協に否定的な保守派などとのあつれきも予想され、今
後は同盟自体の結束が試されることになりそうだ。       
(了)  011113 1849              
[2001-11-13-18:50]

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