投稿者 あっしら 日時 2001 年 11 月 12 日 21:51:20:
回答先: Re: ウサマの最新インタビュー全訳:パキスタン『ドーン(DAWN)』紙掲載 投稿者 木村愛二 日時 2001 年 11 月 12 日 19:27:31:
どうぞどうぞ、拙文・拙訳でよければ、どんどん断りなしで使ってください。
私は、非暴力で済めばそれをよしとしますが決して非暴力抵抗主義者ではありません。
日本も含む多数の国家が、あのような理由でアフガン攻撃を実施し殺戮を繰り返す軍事作戦に参加したり、それを支持しているといった状況では...。
また、高利貸し集団=国際金融マフィア(金融活動を頂点としてあらゆる経済活動を支配している者たち)のどん欲さに対して言葉はほぼ無力でしょう。高利貸し集団は“拡声器”さえ有り余るほど保有しそれを思うがままに振り回しています。
この数十年の日本の言論界をみてもわかるように、ますます彼らのイデオロギーが浸透しています。その影響を受けている人々は、意図的な一部を別として、決してそれを強要されたものとは思わず自発的な思考の結果と思っています。
現在のアメリカでは、『ニューズウィーク』が容疑者に対する“拷問”を扇動したり、ワシントンポストの編集局長がエジプトの新聞に記事内容でクレームをつけエジプト政府は新聞を“是正”=検閲すべきだと発言しています。(この土曜日曜のCNNニュースによる)
アメリカは、見せかけだけは掲げていた民主主義や自由主義さえ打ち捨てようとしています。ブッシュ政権副大統領自身も、ディナーパーティの席で「現在のような厳戒態勢は永久に続く」と言ってますし....。
その意味では、ムスリムでもなくイスラム復古主義者でもないのですが、高利貸しを否定するタリバンには頑張って欲しいと思っています。アメリカがNATO多国籍軍を派遣するというむき出しの侵略性を見せたことで、支配地域を広げた北部同盟についても、元々の分裂性を発揮して、侵略者を背中から撃つ部隊が出てきて欲しいと思っています。また、宮廷クーデタが起きたと思われるサウジアラビアも、何らかの行動に出て欲しいですね。
とにかく、9.11以降の世界を眺めていると、戦前の日本国民が、中国での戦線拡大・対米英蘭戦争へと導かれていった過程がリアルにイメージできます。その結果が、200万人を超える犠牲と敗戦であり、外国軍隊による長期の占領支配です。一方、支配者側と言えば、皇族首相による“一億総懺悔”に典型的に見られるような“総無責任”で済ましています。
アフガンで今展開されている戦争は、今後の世界史にとてつもない影響を与えるものではないかと考えています。
9.11テロ攻撃については、情報がアメリカの権力機関によって握りつぶされているのではっきりしたことは言えませんが、ウサマ・ビン・ラディンというよりは、アメリカの権力機関に所属する者たちや彼らと密接なつながりを持つ外国機関(モサドもアルカイダの一部も排除しません)の者たちが関与しているのではないのかという疑いは持っています。
もしそうであれば、権力担当者が自国の市民を大量に殺戮するというとんでもない時代を迎えたということです。(これはアメリカでは恒常的な出来事ですし、日本でも?)
権力の一部が関わっているという可能性を頭から否定してしまったら、9.11テロ攻撃の真相は掴めないと思っています。
この意味でも、9.11は今後の世界史にとてつもない影響を与えるものではないかと考えています。
アメリカ政府は、9.11に関して細大漏らさずあらゆる情報を開示すべきです。もう勝手に結論を出してアフガンニスタンに攻撃を仕掛けているのですから、機密もクソもないはずですし、捜査の妨げにもならないはずです。
ブッシュ大統領、あなた自身は9.11に関与していないのなら、アメリカ合衆国のためにそれを行うべきです。
あなたがそれを実行したら(せめてhttp://www.asyura.com/sora/war4/msg/466.htmlの疑問には答えてくれ)、あなたを無能呼ばわりした(http://www.asyura.com/sora/war4/msg/363.html)非礼を心からお詫びします。