核物質輸送、国内も防護 核ジャック防止でIAEA

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投稿者 倉田佳典 日時 2001 年 11 月 02 日 20:09:49:

回答先: 米超厳戒態勢、第3のテロは核兵器〜ラディンが核弾頭20個を入手(ZAKZAK) 投稿者 FP親衛隊国家保安本部 日時 2001 年 11 月 01 日 22:07:04:

11/01 20:09 核物質輸送、国内も防護 核ジャック防止でIAEA 外信110

 【ウィーン1日共同】米中枢同時テロの発生で核物質を用いたテ
ロの脅威が高まっていることを受け、国際原子力機関(IAEA)
がプルトニウムなどの国際輸送の防護措置を定めた「核物質防護条
約」を改正、国内輸送についての防護義務付けも検討していること
が一日、分かった。                     
 IAEA高官が明らかにした。国内の防護体制が手薄な旧ソ連圏
での「核ジャック」に警戒を強める米国が改正の動きを主導してい
る。                            
 IAEAは現在、改正案を作成中で、十一月下旬の理事会などを
機に本格討議を始める予定。                 
 同条約は一九七九年にIAEAの政府間会議で採択され、八七年
に発効。九九年現在、米、ロシア、日本など六十四カ国・機関が加
盟している。                        
 加盟国は国際輸送中の核物質が自国領を通過する際には適切な防
護措置を講じるよう義務付けられ、十分な措置なしには輸出入や空
港・港などへの入港の許可などを行わないことになっている。  
 各国の国内輸送については条約では定めず、国内法などに任され
ていた。しかし旧ソ連崩壊後、核兵器の解体などで生じる核関連物
質の流失が問題化、一部加盟国が国内輸送についても防護の義務付
けが必要と指摘し、IAEAが非公式に検討を進めていた。   
 IAEA高官によると、今回、米中枢同時テロ発生を受けて、こ
れまで慎重姿勢だった米国が一転して改正を強く主張、加盟主要国
もおおむね合意の方向という。                
 日本は同条約加盟にあたって原子炉等規制法を一部改正、核物質
の国内輸送に関する防護策を講じる体制をつくった。あかつき丸に
よる九三年のプルトニウム輸送の際、政府は同条約を輸送ルート非
公開の根拠とし、論議を呼んだ。               
(了)  011101 2008              
[2001-11-01-20:09]

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