投稿者 倉田佳典 日時 2001 年 11 月 01 日 18:42:27:
回答先: 大規模空輸を米に要請 厳冬期控え北部同盟 投稿者 倉田佳典 日時 2001 年 11 月 01 日 18:40:09:
11/01 16:10 号令にもそろわぬ足並み 正規軍兵士養成の北部同盟 外信81 #01
【ボイディンガク（アフガニスタン北部）１日共同】「回れ右」
。教官の号令が飛ぶが、兵士の動きはぎごちない。ゲリラ戦の経験
は豊富といっても正規軍兵士としての訓練は初めてという。アフガ
ニスタン北部ボイディンガクにある反タリバン勢力「北部同盟」の
兵士訓練所を訪れた。
訓練所は同盟最大の規模。三百人以上の兵士が訓練を受けていた
。新兵だけでなくゲリラとして実戦経験のある兵士も参加。兵士の
年齢は十七歳から四十歳まで。同盟では十八歳からの徴兵制をとっ
ているが、志願兵は年齢を問わない。
行進の訓練が始まった。だが足並みはばらばら。お互いにふざけ
てこづき合うなど訓練にはほど遠い。
このほか適性に応じて兵士をいくつかのグループに分け、重火器
や射撃、偵察などの訓練をする。訓練方式はロシア製の武器が多い
ことから、ロシア軍のスタイルに近いという。「政治部門」という
講義もあり、兵士はイスラムの教えや国際情勢、国内問題、タリバ
ンとパキスタンとの関係について学ぶ。
訓練所所長のトジムハマド司令官が現れた。整列する兵士を回り
服装を点検する。「ゲリラ部隊としてだけでなく正規軍としての訓
練が必要だ」と司令官。「新兵集めに苦労しないのか」と尋ねると
「大半が自らの志願」と胸を張る。
訓練期間は特にない。「タリバンとの戦闘のためには明日にも兵
士を前線に派遣する」と周りにいた訓練所幹部が説明する。ここで
は実戦こそが最大の訓練の場なのかもしれない。
（了） ０１１１０１ １６０９
[2001-11-01-16:10]
題名には必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。