投稿者 倉田佳典 日時 2001 年 11 月 25 日 18:34:56:
(回答先: クンドゥス陥落か アジア・太平洋軍事・諜報ニュース 投稿者 倉田佳典 日時 2001 年 11 月 25 日 09:25:47)
11/25 01:51 タリバンが大規模投降 既に攻略と北部同盟 クンド 外信102
【カブール24日共同=長谷川健司】アフガニスタンの反タリバ
ン勢力「北部同盟」のアタモハマド将軍の補佐官は二十四日、共同
通信に対し、北部クンドゥズで抵抗していたタリバン軍兵士が北部
同盟軍への大規模な投降を始めたことを明らかにするとともに、ク
ンドゥズは既に同盟軍によって攻略され、数千人規模のタリバン兵
の多くは西方の山岳地帯に逃げたと言明した。
補佐官によると、同盟軍が市街に入る際に散発的な戦闘があった
が、タリバン軍はその後、敗走を開始した。同盟軍が市内を完全に
掌握しているかなど詳しい状況は不明。外国人義勇兵の大半は抵抗
の構えを崩していないとの情報もあり、情勢は依然、流動的な部分
を残しているもようだ。
北部同盟の在タジキスタン大使館筋は、タリバン兵約千二百人が
同日朝、投降したと述べている。
また、同盟のナジム報道官は二十四日、北部マザリシャリフで共
同通信の電話取材に答え、「二十五日にはタリバン兵全員が投降す
ることになる」との見通しを示していた。
報道官によると、外国人義勇兵を含むタリバン兵や司令官約七百
人が二十四日投降、マザリシャリフまで移送された。ドスタム将軍
らはマザリシャリフで投降の儀式を行った後、クンドゥズに飛び、
残るタリバン兵との交渉を続けているという。
報道官はまた、外国人義勇兵について「拘束し、クンドゥズ明け
渡し後にその処遇を決める」と述べ、投降後は捕虜として扱い、帰
国は認めない考えを示した。
クンドゥズ引き渡しをめぐっては、同盟とタリバンとの交渉が二
十三日まで続いていたが、タリバンが外国人兵を撤退させるための
安全な回廊提供を求めたのに対し、同盟側は外国人兵の拘束を主張
、溝が埋まらないまま交渉は二十四日に持ち越されていた。
(了) 011125 0151
[2001-11-25-01:51]