投稿者 倉田佳典 日時 2001 年 11 月 25 日 09:25:47:
アジア・太平洋軍事・諜報ニュース01-326号
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●クンドゥス奪取!
24.11.2001, 14:50
反タリバン連合戦線軍は、事実上戦闘なしに、アフガニスタン北部の
クンドゥス市に入城した。これについては、ドゥシャンベの軍事筋が伝えた。
その言葉によれば、タリバン集団は、反タリバン連合の指導者の1人、
タルカン戦線司令官モハンマド・ドヴドに自発的に投降した。
この情報は、北部同盟代表が確認した。その言葉によれば、数百人の
タリバン兵が投降し、クンドゥス撤収が進行中である。この確認は、まだ
なされていない。また、市の降伏に抵抗した外国人傭兵の運命も明らか
ではない。
以前、反タリバン軍の情報によれば、戦闘なしに、クンドゥスから20kmに
位置するアリアバード市が降伏した。ある情報によれば、アリアバード降伏
命令を下したのは、それを指揮するタリバン運動代表である。
包囲されたクンドゥス及びその周辺には、金曜日の時点で、3つのグループ
から成る1万6千人のタリバン集団が残されていた。包囲されたタリバンの
第1グループとは、現地クンドゥス、ハナバード及びタルカンのパシュトゥン
人である。事実上、これは、ホジ・ウマル師指揮下の現地自衛隊である。
第2グループには、フォズイル師及びダドゥロ師指揮下のカンダハル、
ガズニ及びヒリメンドのパシュトゥン人から成るタリバンが含まれる。
第3グループとは、パキスタン人、アラブ人、チェチェン人、ウズベク人
及びウイグル人の外国人である。国際イスラム軍団の枠内におけるその
司令官は、ドスタム将軍の確認によれば、タハールのカッタ・カロイ市で
死亡したジュマ・ナマンガニだった。