投稿者 倉田佳典 日時 2001 年 10 月 26 日 22:06:15:
回答先: 送られた炭疽菌は米で開発の「エームズ株」〔読売新聞〕 投稿者 FP親衛隊国家保安本部 日時 2001 年 10 月 26 日 14:20:01:
10/26 16:35 イラク関与の疑い薄まる 菌の株や加工違うと専門家 外信82
【ワシントン26日共同】米国の炭疽(たんそ)菌事件へのイラ
クの関与について、専門家の間で否定的な見方が強まってきた。今
回の事件に使われた菌の株や加工技術が、国連の査察で明らかにな
ったイラクの細菌兵器開発技術とはかなり違っている可能性が高ま
ってきたためだ。
査察チーム関係者によると、イラクが米国の企業から購入し、細
菌兵器開発に使ったのは、ボラム株と呼ばれる株のうちの「ボラム
1B」など三種類で、今回の事件に使われたエームズ株ではなかっ
た。
国連によってイラクの細菌兵器製造施設は完全に破壊されており
、専門家は、その後、イラクがエームズ株を入手し、兵器級の胞子
を作るまでの技術を手にしたことには否定的だ。
上院の議員会館に送られてきた炭疽菌に、細菌兵器に使われるよ
うな非常に高度な加工がされていたことが、イラクの関与を疑わせ
る理由の一つになっている。だが、静電気を減らして、菌の胞子が
固まりにくくする方法としてイラクが開発した、アルミの酸化物や
ケイ素の粒子を使うものとは加工方法が違っている可能性が高いと
いう。
パウエル国務長官や上院情報特別委員会のグラハム委員長ら、政
府や議会の幹部から、事件とイラクを直接結びつける証拠はないと
の見解が示されているのも、このためとみられる。
(了) 011026 1634
[2001-10-26-16:35]