投稿者 倉田佳典 日時 2001 年 10 月 21 日 20:11:04:
回答先: 特殊部隊奇襲先にオマル師の司令部〔産経新聞〕 投稿者 FP親衛隊国家保安本部 日時 2001 年 10 月 21 日 11:03:54:
10/21 15:37 「情報の宝庫」を急襲 近く攻撃第2弾も 外信23
【ワシントン21日共同】米軍特殊部隊が二十日未明に急襲した
タリバン軍司令部と軍事飛行場は「タリバン政権の情報の宝庫」と
いわれ、米軍はウサマ・ビンラディン氏やタリバン政権の最高指導
者オマル師の「せん滅」に向け、同部隊が集めたタリバン軍の機密
情報の解読を急いでいる。
また奇襲でタリバン軍から軽度の反撃しか受けなかったことから
「米軍は大規模な抵抗なしに自由にアフガニスタンで活動できる」
(マイヤーズ統合参謀本部議長)と評価。議長は二十日「特殊部隊
は次の標的に向け再装備、再編成している」と述べ、第二弾の奇襲
攻撃が近いことを示唆した。
米紙ワシントン・ポストによると、国防総省幹部は奇襲に加わっ
た特殊部隊員がアフガンにとどまった可能性を否定しておらず、既
に次の攻撃の具体的な準備が進んでいる可能性がある。
特殊部隊は二カ所の奇襲で、タリバン軍やビンラディン氏のテロ
組織アルカイダの展開を示す軍事地図、コンピューターディスク、
通信機器・記録、兵器記録などを収集した可能性があり、米軍はビ
ンラディン氏の居所特定など、今後のテロ掃討作戦を大幅に向上さ
せると期待している。
同議長は、奇襲目標の一つでオマル師の住居でもあるカンダハル
のタリバン軍司令部は、過去二週間の空爆の標的から外してきたこ
とを明らかにし「空爆で破壊しては文書を集められないからだ」と
説明。もう一つの奇襲目標の軍事飛行場も貴重な情報源と指摘した
。
また今回の奇襲の目的が要人殺傷ではなく情報収集であることを
強調。「アルカイダにつながる情報が欲しい」と本音を吐露した。
米軍事筋は特殊部隊が今回の奇襲と別に北部同盟支配地域などに
浸透、ビンラディン氏の居所情報の収集やタリバン兵の寝返り工作
を進めていると述べている。
テロ掃討作戦の成否は「ほんのささいな情報で決まる」(ラムズ
フェルド国防長官)。多面的な情報収集でビンラディン氏らアルカ
イダ幹部の居所が絞られた段階で、本格的な攻撃・殺害を目的とし
た部隊が投入されることになる。
(了) 011021 1537
[2001-10-21-15:37]