投稿者 倉田佳典 日時 2001 年 10 月 21 日 20:04:15:
10/20 23:17 独もタリバン政権参加反対 タジク訪問の外相表明 外信155
【ドゥシャンベ20日共同】タジキスタンを訪問したドイツのフ
ィッシャー外相は二十日、ドゥシャンベでラフモノフ大統領と会談
後、記者団に対し「アフガニスタンはタリバンと共存できない」と
述べ、アフガンの新政権にタリバンが参加することを拒否する立場
を強調した。
新政権に「タリバン穏健派」を取り込む構想は米国が提案、パキ
スタンも合意していたが、その後、反タリバン勢力の「北部同盟」
のほかロシア、タジキスタン、イランなどアフガン周辺国が相次い
で反対姿勢を表明。今回、米国の主要な同盟国であるドイツも反対
に加わったことで、構想の実現は予断を許さない状況となった
また、会談で外相は今後、タジクを経由してアフガンに難民支援
物資を輸送する用意を表明。難民支援で両国が協力していくことを
確認した。
外相はこの後、北部同盟のアブドラ外相とも会談。タリバン崩壊
後の新政権の在り方について協議したとみられる。
(了) 011020 2317
[2001-10-20-23:17]