投稿者 倉田佳典 日時 2001 年 10 月 14 日 17:58:29:
10/14 14:48 米スパイを極度に警戒 英紙が息子と会見 外信22
【ロンドン14日共同】十四日付の英紙サンデー・ミラーはウサ
マ・ビンラディン氏の息子との会見記事を掲載。それによると同氏
はアフガニスタン・タリバン政権に米国のスパイがいると考え、運
転手も毎日かえるほど極度に警戒。スパイ衛星に捕そくされないよ
う電池を使う装身具は腕時計すら身に着けないという。
イスラマバードで会見に応じたのは四十二人の子供の一人、アブ
ドラさん(18)。米中枢同時テロが起きた九月十一日にカブール
にいたアブドラさんは夕方、父親の側近から、父が「部下三百人と
馬で山岳地帯に向かった」と告げられた。
その夜、アブドラさんは東部ジャララバードに向かい、空爆開始
の数時間後、特別扱いで母親とパキスタンに逃れた。
父親に最後に会ったのはテロの二日前。顧問らと反タリバン勢力
「北部同盟」との戦闘について協議していた。携帯電話を使う時は
暗号で数秒だけ話し、同じ電話は二度と使わないという。
「父は毎日二、三時間しか眠らず、午前三時には起きて祈る。眠
くならないよう小食にとどめる。優しいが宗教には厳格で、声を荒
らげることはなく、怒ると黙り込む」とアブドラさん。「父の唯一
の望みは米軍のサウジアラビア撤退だ」と述べ、「米英は決して父
を見つけることはできない」と言い切った。
(了) 011014 1447
[2001-10-14-14:48]