投稿者 倉田佳典 日時 2001 年 10 月 11 日 19:18:57:
10/11 15:46 カブール進攻見合わせる 反タリバンの北部同盟 外信82
【ワシントン11日共同】アフガニスタンの「北部同盟」など反
タリバン勢力は十日、タリバン政権後の新しい政権の受け皿が出来
上がるまで首都カブール進攻を見合わせることを明らかにした。十
一日付の米ワシントン・ポスト紙が伝えた。
パウエル米国務長官は、早ければ十二日にもインド、パキスタン
、中国歴訪に出発するが、アフガニスタンの新政権づくりに向けて
インド、パキスタン両国首脳と突っ込んだ協議に入る可能性がある
。
同紙によると、米政府は、現在の状況下で北部同盟がタリバン政
権の制圧するカブールに進攻すれば、首都が大混乱に陥り、流血の
事態も予想されることから、新政権の設立と治安が確保されるまで
、首都進攻を見合わせるよう反タリバンの最大勢力、北部同盟側に
要求。北部同盟が受け入れたという。
米軍は北部同盟と連携の上、アフガン空爆と並行して進めている
ウサマ・ビンラディン氏らの掃討作戦を進めていく方針。
しかし、北部同盟がカブール進攻に踏み切れば、北部同盟と敵対
関係にあるパキスタンの反発は必至。このため米政府は北部同盟に
対し、首都進攻を一時見合わせるよう働き掛けたとみられる。
(了) 011011 1546
[2001-10-11-15:46]