投稿者 倉田佳典 日時 2001 年 10 月 11 日 19:06:40:
回答先: アルカイダの声明要旨 投稿者 倉田佳典 日時 2001 年 10 月 10 日 20:05:35:
10/11 08:31 アルカイダ声明全文 外信33
共同
英ＢＢＣ放送によると、カタールの衛星テレビ、アルジャジーラ
が九日伝えたテロ組織アルカイダの声明全文は次の通り。
われわれが感謝する全能の神は、その聖なる書において次のよう
に仰せられている。信じる者よ、ユダヤ教徒とキリスト教徒を友人
や保護者と思うことなかれ。彼らは互いにとって友人であり保護者
であるにすぎない。彼らに向かう者は彼らの仲間である。神はだれ
一人に対しても、不公平な導きは示さないと。
預言者ムハンマド（マホメット）とその弟子、教えに従う人々に
平安と祝福があらんことを。
すべてのムスリム（イスラム教徒）に告ぐ。イスラム共同体に敵
対する軍が結集し、ブッシュ（米大統領）が約束した十字軍が、ア
フガニスタンと神を信じる人々に対して戦いを始めた。
われわれはこの十字軍による全土を標的とした空爆の中にいる。
イスラム共同体はわれわれが大義を守っていることを知るべきだ。
イスラム共同体は八十年にわたり、ユダヤ教徒と十字軍による侵
略のくびきに苦しみあえいできた。
パレスチナはユダヤ人の占領下で暮らし、抑圧と迫害に苦しんで
いるが、だれも何もしようとしない。アラビア半島は、その土地を
占領し、聖地を強奪し、資源を略奪するためにやってきた者たちに
汚されている。
イスラム共同体は、米国がいうところのテロリズムについてのま
やかしを知らねばならない。米国とその同盟国は長年、テロリズム
と呼ばれることなく、抑圧、迫害、略奪、流血を続けている。犠牲
者が正義を求める時、テロリストと呼ばれる。それは論理的だろう
か。
このようなごまかしは、いずれにせよ受け入れられない。
米国は、イスラム共同体が現在経験し、起きていることについて
黙ったままではいないことを知るべきだ。神のためのジハード（聖
戦）は全ムスリムの義務となった。
米国の権益は世界中に広がっている。すべてのムスリムは、イス
ラム共同体と信仰のために、本来の役割を果たさなければならない
。抑圧者に対するテロリズムを実行することは、われわれの信仰と
シャリア（イスラム法）の信条に従うものだ。
抑圧者と敵対することは、あなたの力を最高度に強め、敵の心臓
部へテロの一撃を加えることになる。
重要な点に言及したい。米国を破壊し、航空機で襲いかかった若
者は、善行を行ったということだ。
彼らは戦いを米国の中枢に持ち込んだ。米国がわれわれの土地か
ら去り、ユダヤ教徒への支援をやめ、イラクで百万人以上の子供の
命を奪っている不当な禁輸措置を解除しない限り、米国の領土にお
ける戦いは続くことを知らしめよう。
米国人は航空機による猛攻撃がやまないことを知るべきだ。米国
人が命を惜しがっているのと同じほどに、命を捨てることを熱望し
ている数千人のイスラム共同体の若者がいる。
アフガニスタンを侵略したことにより、われわれと異教徒との間
の対決と憎悪の新たな局面が開かれたことを米国に思い知らせる。
われわれの財力と高い士気、そして全能の神への信頼と信仰ゆえに
、勝利がもたらされることを確信している。米国人は決して閉じる
ことができない扉を開いてしまった。
ムスリムの若者に告ぐ。男たちも女たちも責任を果たせ。アフガ
ニスタンとその地の戦士は、まさに十字軍との全面戦争に直面して
いる。十字軍の目的は、信仰の名の下に戦う者たちを抹殺すること
だ。責任を果たさなければ、それは恥辱となる。
われわれをこの聖戦に導いた全能の神に感謝する。この戦いは信
仰と不信心とを際立たせる戦いだ。神がわれわれを勝利に導き、彼
らの陰謀を粉砕せんことを。神の平安と慈悲と祝福があらんことを
。（共同）
（了） ０１１０１１ ０８３１
[2001-10-11-08:31]
題名には必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。