投稿者 倉田佳典 日時 2001 年 10 月 10 日 20:05:35:
10/10 09:27 アルカイダ声明要旨 外信18
【カイロ10日共同】カタールの衛星テレビ、アルジャジーラが
九日伝えたテロ組織アルカイダの声明要旨は次の通り。
一、米国は、航空機乗っ取りによる攻撃が今後も続くことを知る
べきだ。
一、米国がイスラムの地に居座り、ユダヤ人への支援を継続し、
対イラク制裁を続ける限り、対米テロは続く。
一、(九月十一日の米中枢同時テロの)実行者は戦いを米国の心
臓部に持ち込むことにより、善行を施した。
一、ブッシュ米大統領が約束した十字軍が始まった。すべてのイ
スラム教徒は今や、米国に対するジハード(聖戦)に立ち上がる義
務を負っている。
一、米国の権益は世界のいたるところにあり、すべてのイスラム
教徒はその義務を完全に果たさなければならない。
一、アフガニスタン侵略により、米国がわれわれと異教徒との対
決と憎悪の新たなページを開いたことを思い知らせてやる。
一、われわれの財政力、精神力と神への信仰により、われわれは
勝利する。
(了) 011010 0926
[2001-10-10-09:27]
10/10 08:47 カタール放送に懸念伝達 「過激論理」と米政府 外信16
【ワシントン9日共同】バウチャー米国務省報道官は九日、中枢
同時テロの首謀者とされるウサマ・ビンラディン氏の映像を繰り返
し流したなどとして、カタールの衛星テレビ、アルジャジーラに米
政府として懸念を伝えたことを明らかにした。
同テレビはカタール政府が所有しており、パウエル国務長官が先
週、訪米したハマド首長に対し直接表明した。アルジャジーラに「
過激な論理展開を抑制するよう希望する」(同報道官)として反米
的な報道を控えるよう求めたもようだ。これに対し、ハマド首長は
「苦情はさまざまなところから受けている」と受け流したという。
(了) 011010 0846
[2001-10-10-08:47]