投稿者 倉田佳典 日時 2001 年 10 月 11 日 19:02:10:
回答先: イラク攻撃なら板挟みも ロシアが懸念表明 投稿者 倉田佳典 日時 2001 年 10 月 11 日 18:54:20:
10/11 01:46 英は攻撃の他国拡大に慎重 米との温度差否定に懸命 外信189
【ロンドン10日共同】米国が八日に「アフガニスタン以外の国
を攻撃する可能性がある」とする書簡を国連安保理に提出したこと
について、英国は慎重な姿勢だ。アラブ・イスラム世界の懐柔に全
力投球中のブレア首相も米国と距離を置かざるを得ないようだ。
九日夜、アラブ首長国連邦(UAE)のテレビとのインタビュー
に応じた首相はこの点を問われると「攻撃対象はアフガニスタンに
絞っている」ときっぱり。
同日朝には首相報道官が「米国は必要に応じてさらなる行動をと
る権利を留保しただけだ」と米国をかばおうとしたが、英国人記者
に「必要になったら英国はどうするのか」と突っ込まれると「仮定
の話はしたくない」と米英の温度差を薄めるのに懸命。
オマーンで合同軍事演習を続けている英軍を激励するため十日に
同国を訪問した首相は、関係国との協議なく攻撃が他国に及ぶこと
はないとあらためて強調した。
十日付ガーディアン紙も社説で「ブレア首相はイラク攻撃に反対
すべきだ」と掲げた。「ブッシュ氏が世界全体の問題は米国が仕切
るという(ごう慢な)態度を九月十一日を境に捨てて国際協調の路
線に切り替えたように見えたのはどうなったのか」と激しいブッシ
ュ不信を展開した。
(了) 011011 0145
[2001-10-11-01:46]