投稿者 倉田佳典 日時 2001 年 10 月 10 日 20:16:26:
回答先: 「テレビ映像にはなじまず」米政権、次の手が正念場 主役は特殊部隊 投稿者 倉田佳典 日時 2001 年 10 月 10 日 20:15:39:
10/10 16:06 北部同盟支援を本格化 タリバン地上軍が標的 米、 外信71
【ワシントン10日共同=小片格也】アフガニスタン空爆で、米
軍は制空権掌握を受け、反タリバン勢力「北部同盟」への軍事支援
を水面下で強化する方針であることが十日明らかになった。ウサマ
・ビンラディン氏らに対する地上での掃討作戦を視野に入れた対応
。
アフガン空爆はこれまで、制空権確保のため、テロ組織アルカイ
ダやタリバンの防空網に攻撃対象が絞られ「北部同盟と対峙(たい
じ)しているタリバンの地上部隊はまだ無傷に近い」(北部同盟筋
)状態。米軍は今後、同盟支援のためタリバンの地上軍に対する空
爆を断続的に実施する可能性が強い。
米国の「北部同盟」代表部によると、北部同盟は米政府に対し(
1)カブール周辺を中心とする空爆支援(2)武器弾薬の供与(3
)資金援助―を打診している。カブール攻略を目指す北部同盟は、
アルカイダの掃討作戦に協力することと引き換えに、米軍の全面的
な軍事支援を期待している。
米特殊部隊に詳しい米軍事筋によると、米軍は一九九七年にロシ
アやウズベキスタンなど旧ソ連中央アジア諸国と「平和維持」など
を目的とした軍事演習を実施。この演習に参加した米陸軍特殊部隊
グリーンベレーが現在、アフガン内で北部同盟と連携した秘密作戦
を展開しているという。
インドの支援を受ける北部同盟とパキスタンは敵対関係にある。
米政府はアフガン空爆に協力しているパキスタンとの関係を重視す
る立場から、北部同盟との連携は慎重に進めている。
(了) 011010 1606
[2001-10-10-16:06]