投稿者 FP親衛隊国家保安本部 日時 2001 年 10 月 05 日 08:58:30:
回答先: 露大統領、誤射説に否定的〔読売新聞〕 投稿者 FP親衛隊国家保安本部 日時 2001 年 10 月 05 日 08:45:27:
【カイロ4日=村上大介】
イスラエルのベングリオン国際空港発のシベリア航空機が四日、黒海上空で爆発、墜落し、イスラエルではテロではないかと衝撃が走った。一九七二年に日本赤軍による襲撃事件を経験している同空港は、世界一警備が厳しい空港として知られており、シベリア航空機の墜落がテロと断定されれば、同空港の“安全神話”に傷がつくことにもなりかねない。
ベングリオン空港当局は事故直後から、出発便の離陸を停止し、警備・治安体制の点検に入った。同空港では、搭乗客一人一人に対し、複数の治安要員が、旅行の目的や国内で接触した人物などあらゆる角度から質問を繰り返し、不審な点がないかを数十分にわたりチェックする。
また、透視装置だけでなく、実際にスーツケースを開けるさせることなどによるチェックイン前の荷物検査も徹底している。
とりわけ米中枢同時テロ後は、乗客より治安要員の数の方が多いほどの厳戒態勢で、常識的には機内に爆発物を持ち込むことは不可能に近いと考えるのが普通だ。
一方、墜落したシベリア航空機の乗客のほとんどが、ロシア系ユダヤ人だった。「ユダヤ人国家」を標榜(ひょうぼう)するイスラエルは、国内の約百万人(全人口約六百万人)のアラブ系住民の人口増加率がユダヤ人より高いことから、数十年後に人口比が張り合うことを懸念し、一九八〇年代末から積極的に旧ソ連からのユダヤ人の移民政策に力を入れはじめた。この十年でロシア系ユダヤ人の人口は約百万人にまでふくれあがり、街角で耳を傾けると必ずロシア語が聞こえてくるほどだ。
このため、ロシアに残した家族、親族らとの往来は近年とくに増えており、イスラエルとロシアの隠れたつながりとなっている。