投稿者 FP親衛隊国家保安本部 日時 2001 年 9 月 26 日 10:18:52:
アフガニスタンを実効支配しているタリバンの最高指導者、オマル師は米国民に対して声明を発表し、アフガニスタンへ攻撃を加えようとしている政府の政策に追従するのではなく、「自らの考え」に従うよう求めた。
オマル師は、本拠地のアフガニスタン南部の都市、カンダハルからロイター通信に対しファクスを送った。
このなかで9月11日に発生した対米同時多発テロに言及し、「米国で発生した悲しむべき事態は、米国政府の誤った政策の結果だということを知るべきだ」と述べた。
そのうえで、「最近起こった悲劇」が「どこからもたらされたもので、誰が背後にいるのかを考えるべきだ」と述べた。
さらに、「アフガニスタンに対する報復を決意し、攻撃の準備を進めているが、その結果はどうなるだろう。米国民は政府の発表をすべて、それが事実であろうとなかろうと受け入れている。米国民には自らの考えはないのか。ウサマ・ビンラディンが米国内であのような行動ができると考えているのか。米国民は自身の考えに従うほうが得策だ」と述べた。