投稿者 倉田佳典 日時 2001 年 10 月 01 日 18:34:32:
回答先: 元国王、アフガン問題に関わるべきではない=タリバン最高指導者[イスラマバード30日ロイター] 投稿者 FP親衛隊国家保安本部 日時 2001 年 10 月 01 日 11:25:25:
10/01 08:35 「憶病な米国人は来ない」 タリバン指導者オマル師 外信16
【カブール30日AP=共同】アフガニスタン・タリバン政権の
最高指導者オマル師は九月三十日、タリバンの影響下にあるカブー
ルラジオのインタビューで、「米国人にはここに来る勇気はない」
と述べ、都市部の住民に対し、米国の報復攻撃を恐れず居住地にと
どまるよう呼び掛けた。
この中でオマル師は米国に「われわれを攻撃すれば、(アフガン
に侵攻した)ロシア人の二の舞いになる」と警告。「われわれは平
和を愛し、テロを憎む。一人の人間を殺害することは人類全体を殺
すのと同じだ」と強調した。
さらに「タリバンの結成以前はまったくの無政府状態だったが、
今、わが国には完全な平和がある」と述べ、米国支持を表明してい
るザヒル・シャー元国王について「自分のしていることを恥じるべ
きだ」と批判した。
(了) 011001 0834
[2001-10-01-08:35]
10/01 15:42 強硬姿勢崩さぬオマル師 パキスタンも説得困難 外信34
【イスラマバード1日共同】米国は中枢同時テロの重要容疑者ウ
サマ・ビンラディン氏と同氏を保護するアフガニスタン・タリバン
政権への軍事力行使の準備を着々と進めているが、タリバンの最高
指導者ムハマド・オマル師は同氏の引き渡しを依然拒否するなど、
その強硬姿勢に変化は全くない。
説得工作を続けているパキスタンのムシャラフ大統領も九月三十
日の米CNNとのインタビューで、タリバン側が説得に応じる「望
みは薄い」との悲観的な見通しを示しており、アフガニスタン国民
にとっては、国土が米国などからの報復攻撃を受けるという最悪の
シナリオをたどる可能性が極めて大きくなった。
オマル師は三十日夜のラジオを通じた演説で、米国非難を繰り返
し、住民に報復攻撃を恐れる必要はないと訴えかけた。タリバン政
権にはムタワキル外相ら穏健派も存在するが、依然オマル師をトッ
プとする強硬派が主導権を掌握しており、方針転換は望み薄だ。
一方、パキスタンとの国境に近いタリバン支配地域では、住民の
間にザヒル・シャー元国王を支持するビラが配られるなどの動きも
出ており、タリバン政権による住民や地域有力者の人心掌握にも陰
りがみられる。
オマル師ら政権首脳が繰り返し米国や元国王を非難していること
は、こうした人心のタリバン政権からの離反の動きを裏付ける行動
とも読める。
(了) 011001 1541
[2001-10-01-15:42]