投稿者 FP親衛隊国家保安本部 日時 2001 年 10 月 01 日 11:25:25:
アフガニスタンを実効支配するイスラム原理主義勢力タリバンの最高指導者、オマル師は、同国を追放されて亡命生活中のザヒル・シャー元国王に対し、同国の問題に関わるべきではないとの立場を表明した。
オマル師はラジオ局「シャリア」を通じて発表した声明で、「アフガニスタンを忘れるがいい。アフガン問題が貴殿の存命中に解決することはない」とした上で、「どうしたら、米国の後ろ盾でアフガニスタンに帰ることができると思えるのか。どのように国を治めるというのか」と指摘した。
1973年にアフガニスタンを追放された同国王は現在、ローマで亡命生活を送っている。同時多発テロ事件の主要容疑者とされるウサマ・ビンラディン氏を狙った米国の軍事行動で、アフガン現政権が崩壊した場合の同国統合の象徴として注目されている。