投稿者 イスラエル関与説4 日時 2001 年 9 月 18 日 19:14:07:
回答先: 問題の「原点」はイスラエルにあることを忘れたらあかんがな 宮崎学 投稿者 イスラエル関与説3 日時 2001 年 9 月 18 日 19:11:03:
http://www.zorro-me.com/2001-09/010917.htm
宮崎学である。
まず、ブッシュ大統領のように今回の事態を「戦争」と呼ぶなら、公平を期すため
には「テロ」ではなく「ゲリラ」と呼ぶべきである。わしはそうよぶことにした。
ま、それはそれとして、事態は信じられんぐらいアホな方向に爆走しはじめておる
なあ。
石原慎太郎が手放しで「やられたらやり返すのがアメリカであって、当然だ」とか
子供だましのようなことを本気でゆうておった。アホまるだしや。
地上最強の軍隊がアフガンなんか攻撃してどないするねんな。破壊する爆弾の費用
のほうが破壊目標の建物の100倍はする、という地域だ。古典的な「経済危機を帝
国主義戦争によって回避する」とかいう話ならともかく、これでゲリラをなくそう、
というのは脳外科手術をマサカリと金槌でやろてなもんや。「成功」したら患者は死
ぬ。失敗したら世界のものわらいや。それを「さすが」ゆうて拍手してるんが石原ら
や。世界の、たとえばパキスタンがアメリカのゆうことを聞いたのはそれ以外に選択
肢が国家としてないからやし、西欧の国がアメリカ支持するちゅうのは建前でしゃあ
ないのや。けど石原は趣味と感動でゆうとる。政治家ではないわ。
ホシュ政権政治家もマスコミもアメリカブッシュ支持一辺倒やなあ。しかも、その理
由がなさけない。 「ここで遅疑逡巡するとアメリカに『いざというとき頼りになら
ない国』といわれる」やて。結局、「日本民族派」?もまた「他人から自分がどう見
えるか」だけを唯一の基準にして行動しようというわけだ。自分の脳味噌あらへん。
「他人にどうみえるか」しか気にしない、できない、というのはこの国の精神インポ
やのう。「自主憲法」とか「自主的な教科書」とか笑わせるで。
このあたり、うちの犬尾組員の処方箋がある。裸一貫で若くしてん億のカネつかん
だベンチャー男だけあってはるかに名医や。参考までに。なんやったらただでやるわ。
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犬尾だす。
こういう事態にこそ冷静な判断の上での、任侠に基づい た行動がブッシュに求め
られるはずですが、2代目アホボンの彼にはとても無理で しょうね。 いくつかわた
しの感銘をうけた記事を紹介しまっさ。
まず、
1)被害総額が11兆円、今回のテロの費用が10億円として1万倍のコストパフォー
マンスがあったということです。 数字だけを冷静に見た場合、商売人のとしてはも
う天晴れというしかありません。
テロの被害総額は過去最高の1000億ドル 2001 年 9月 16日
2)次の記事は報復は、「聖戦」での死が、天国で最高の地位に昇るためのチケット
だと考えている戦士を喜ばせるだけの無駄な行為、という記事。 これ同感です。
The Problem With Retaliation
報復に問題あり 2001 年 9 月 14 日 ロバート・ライト(Slate)
(文=ロバート・ライト 翻訳=田総恵子、MSNジャーナル編集部)
3)その次が、今回のテロがアメリカ経済復興の起爆剤になるという記事です。 これは、、、、、、、、、とりあえずここでドルがどう動くか、暴落をG7の協調介入 で阻止した後、ドル高か安か?????
(同時多発テロはアメリカ経済をよみがえらせるか
文=ティモシー・ノア、訳=嶋田水子,MSNジャーナル編集部)
確実に上がるのは金です。私なら東証2部中外鉱業1491を買いますね。
で、 冷静な判断の上での任侠に基づいた行動というのは何 か?
今回の報復でアメリカが4兆の予算を考えているそうです。
各国からの協力も入れる と10兆を超える金が報復のために集まることになる。 とりあえず世界中から銭を集めまくりましょう。 そこでブッシュが「報復は新たなる報復を生む無駄な行為、血で血を洗うようなあほ な事はやーめた。
ここはひとつ、この10兆円を全部パレスチナ人に上げてパレスチナの復興につかうでえ。米100表の精神じゃ!!」という。
パレスチナ人というのは約600万人おりますから、一人当たり160万円4人家族 で600万円、元々物価激安の国ですから充分復興できる。
そこで、イスラエルとの地域紛争も一気に解決に向かわせる。エルサレムはパスポー ト無しで誰でも入れる特区とする。
これを非難できる国は無いはずです。
ブッシュ、アラブ諸国を含む世界中のヒーローになる。 パキスタンは自国の国際的立場を考えてラディンを差し出すしかないでしょうなあ。 ほんまにできたらブッシュは男を上げるやろなあ。 アホボンのブッシュには絶対不可能な、シュミレーションでした。
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これぐらいの独創制のある政策をうち出してはじめてプロやし。なに実現せんでもええんや。提案するだけでも。ええやんけ。タダで世界にニュースながれる、特にアジアに。内閣なんかいつつぶれても、ずっと語り継がれる。男をあげられるでえ、小泉君。アメリカがきかんかったら、「我が国だけでほなら10兆円だします」ゆうったらええやんか。聞かれもしないうちからすぐ「支持しまっせ。わし、ケツの穴まで貸します」というよなことを言うというのは初牌で鳴くヘボ麻雀、政策でも外交でもなんでもあらへんがな。我が国にも原発はいっぱいあるんやしな。いわんでもええことゆうてトクばかりとはかぎらない。
ゆうとくけど、わし、ブッシュアメリカ大統領の立場には大いに同情しておる。
かおみたら大したおとこちゃう。それがしゃあないやろ。自国のシンボルの、ユダヤ人の大金持ち不動産屋の所有になるスーパー摩天楼2基を世界の目の前で破壊されて、選挙民を5000人も殺された以上、当然「相手を地の果 てまで追いつめてやっつける」と言わなければどん指導者でもつとまらない。当事者というのはそういうものだ。ヤクザの親分といっしょじゃ。ましてたいして力無いい分よけつっぱらんとあかん、ちゅうのはよけつらいとこあるわ。
しかし、周囲のやつは当事者ではないのだ。よその組の親分であり、組員やんけ。当事者といっしょにカッカきてどないすんねん。カッカきてないんやったら、カッカきたふりしてどないするねん?え
おべっかや追従というのは見るひとはみなみとる。見る人、ちゅうのはアジアの民衆だ。「ああ、やっぱりあの国は彼の程度のリーダーなんやろ」てなもんや。いまさら残念ながらだれもおどろきゃせんが。
もうひとつは感情ではなく、冷静な計算からもアカン。
自爆テロ、ということは最初にゆったように「おいつめられた側」の「最後の抵抗手段」だ。唐獅子牡丹で高倉健が日本刀もってなぐり込みにいくやろが、あれや。当然死ぬ のを覚悟である。どだい覚悟がちゃうんや。そんな連中が、2桁もおった作戦や。後のこと考えないでやった、とおもうほうがおかしい。 あの作戦が失敗したときの2の矢、3の矢も含めてらゆることをかんがえておる。
アメリカの過剰反応など当然、計算にいれておるだろう。アフガンを焦土に化す、としたらしめたものだ。地上軍がでてくればもっとしめたものだ、と。
なに、民衆だってみとる。新聞の見出しやNHKにでとるんばかりが地球の住民の意見ではない。イギリスで公開討論やったら、アメリカに同情する意見が全く少なくてBBCの社長があやまった、とか、パレスチナの民衆が歓呼の声を挙げたとか、注意深く見てたら今回の事件で、「ざまーみやがれ、いい気味だ」とおもとる人も少なくないんじゃ。死んだやつが気の毒だとか、そういう話とは別 にそういう現実がある。あって当然なのだ。ビルで圧死したアメリカ人はかわいそうで、パレスチナで撃ち殺されたやつは自業自得だ、というほど世の中単純な節穴ばかりやないよ。アメリカからは「テロリスト」とよばれても、彼らはアラブ民衆からは「聖戦士」だ。
そこを無視して、「テロは悪い」「悪いのはビンラディンとアラブだ」「アラブをやってまえ」というようなことこそ、ますます盛大に「テロリズム」の火薬を増やすだけじゃ。そのていどのことはわしは小学校のとき、イソップ物語の漫画絵本で読んだおぼえあるけどなあ。
けど、間違ってもアメリカ大統領が今、それを国民に言うことはできない。
だからこそ、世界中のアメリカ子分ども、保守、資本主義の仲間やろ、それぐらい忠告したれや。それが友達がいやろとわしはおもうが、そんな友人は皆無みたいやな。ま、当然だ。銭と権力の信奉者であって、友人関係などではない世界の指導者や。おらんいじょう、アフガン侵攻は時間の問題だ。空軍では勝てないから、地上軍派遣までいくだろう。得るものはたいしてないだろう。よしんばビンラディン氏の「排除に成功」しても、それはさっそく「殉教の聖者」が誕生するだけや。「殉教の聖者」のパワーは核爆弾なみやで。
蒔かぬ種は生えない、というならその逆もそうだ。いままさにもっと盛大に、それこそアメリカの大粗放農業のような勢いで世界に「ゲリラ戦」の種が蒔かれ、地盤が築かれようとしているのだ。「犠牲者」アメリカの手によってやからアホらしい。
むろん、わしは別にかまわん。他人のケンカはおもろいからな。なに、死者を冒涜するかんがえだ?アホ、わしが嘆いたかて誰も生き返らんわい。
というわけで、これから始まるのは目にみえるもんしか見えないアホたちによる大悲劇だ。
あのタワーを破壊したんは確かに「速度掛けるその重量」かもしれんが、同時に「憎悪」のエネルギーでもあるのだ。それは「アフガンタリバン懲罰作戦」みたいなもんが大規模になればなるほど、次世代に向けてもさらに大きく溜め込まれるだろう。いつ、それが「戦争支援・参加国」に逆流してきても不思議はないのだ。
それはそうと、なんとうちの組員が感心に、現地にいっておる。
いや、全くの偶然らしいけどな。そいつから報告が来ておるので、紹介する
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与謝狸庵です。
現在、パキスタンのギルギットにいます。
10日程前ラーワル ピンディーの屋台で飲んだ生水が当たって、下痢が続いていま す。パキスタンの病院は恐い(看護士がガンジャの回し吸いを してたらしい・・・
入院経験者の話)ので、自力で直そうとし ている間、あれよあれよという間に、クンジューラブ峠が中国 側に閉鎖され、ハイバル峠がパキスタンの国境警備隊によって ブロック、
たった今入った情報ではイスラマバード国際空港も 閉鎖っちゅう、「おいおい」という状況になっています。
つい10日前、ペシャワールでは、バザールでアフガンの北部 同盟派のおっちゃんと下らない茶飲み話もできたし、アフガン 難民の車掌とジュースを飲みつつ、下手糞なジャパニーズイン グリッシュと8割がウルドゥー語かアフガン語かわからんへん てこな英語で交流することも可能でしたが、アメリカがこうも 気狂い沙汰になってくるとペシャワールは只物騒なだけで、面 白くもなんともない街になりそうです。
ペシャワールの南にあるトライバルエリアにあるダッラという 鉄砲鍛冶の街に現地人に化けて潜り込んだ時、パタン人の警官 が「アメリカはクレイジーだ」と言ってました・・・
パキスタ ンで道を歩いてると、「ハロー、ジャパニか?」とよく声を掛 けられます。
「ジャパンはいい。チャイナはフレンドだ。アメ リカは嫌いだ」パキスタン人が一番嫌いなのはインドで、二番 目はアメリカ(三番目がイスラエル)。
長距離バスで、隣に座 っていたラホールに住んでいる超エリートの大学生と知り合い になっていろいろ話をして、その時、たまたま戦争の話になっ たら「敵とは徹底的に闘う」とのことでした。
パキスタンでは 軍人は尊敬されている、というか軍事が日常に入り込んでいま す。といっても中国のように警察官と軍人がやたらと威張り腐 っているという印象はありませんが。バスや飛行機で隣に座っ た軍人は「礼儀正しい」といった印象でした。 では
与謝狸庵
shogun_yamato@yahoo.co.jp
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与謝よ、あてたなあ。ええとこにおるやんけ。男の花道である。
日本のマスコミはイラク戦争のときでもみっともなくも全部逃げして、バグダッドにおったんは一人もおらんかった。あれでCNNは一躍、脚光をあびたんや。
今回もどうせ大マスコミはどうせひとりもようアフガンにははいれないだろう。
よって、おまえわが1億3000万人を代表する電脳突破員としてアフガンにつっこめ。あのときとちごてインターネットがあるから全部わがホームページで掲載したる。
骨はひろたる。
ビンラディンにおうたら「いまチャーター機でニューヨークに乗り込んだらあんさんノーベル平和賞でんなあ」ゆうとけ。一般マスコミにおるやつは与謝に原稿料はろたらデジカメ写真ぐらいとりよるでえ。さっさとオファーだしたらどや?
組員は与謝に励ましのおたよりをだしたれ。
ほなら、またな。
2001/9/17 宮崎 学
http://www.zorro-me.com/2001-09/010917.htm