(回答先: 山拓タイヘン!“変態報道”で四面楚歌〜鳩山氏が批判の口火、公明代表も不快感〔25日・ZAKZAK〕 投稿者 FP親衛隊国家保安本部 日時 2002 年 4 月 25 日 16:16:26)
元愛人に対する「変態行為」を『週刊文春』に暴露され、田中真紀子前外相から倫理欠如を指摘された自民党の山崎拓幹事長は26日午前の記者会見で、真紀子氏に対して逆襲に打って出た。だが、会見途中で「元愛人」とされた女性の存在を暗に認めてしまうなど墓穴を掘る始末。山崎氏はますます苦しい立場に追い詰められそうだ。
山崎氏は自らの問題と、同様に週刊誌で報じられた真紀子氏の秘書給与ピンハネ疑惑との違いについて、「全然、違うと思います。(真紀子氏のは)秘書給与の問題でございます。違法性を問われているんです」と指摘、真紀子氏の対応を厳しく批判した。
その上で、週刊文春の報道については改めて全面否定を行ったが、具体的な話になると、「すでに訴訟をしているので、法廷の場で明らかにしたい」の一点張り。
しかし、「ああいう女性自体が存在しないのか」と記者団から問われると一転して口調が鈍くなり、「それはあの、そういう、まあ、何と申しますか、文春が架空の人物で小説のように書いたのではないと思う。誰かそういうことを言った人がいるだろうと思う」と述べ、なんと「元愛人」とされた女性の存在を暗に認めてしまう始末。
さらに、女性が撮影したとされる写真についても、「私の写真かもしれません」と事実上、認める発言を行うなど、疑惑は逆に深まるばかり。
“変態疑惑”が28日投開票の衆院和歌山2区、参院新潟選挙区の両補選に及ぼす影響については、「ないと思う」と強調した山崎氏。
両補選に2敗した場合の責任論についても、「2勝することを目指しており、今論ずべき時でない。結果を見て皆さんの意見を聞きたい」と述べるにとどまった。
だが、与党内では早くも、「補選に1敗しただけでも、それを理由に幹事長を辞任するのでは。“変態疑惑”で辞任するよりも、その方が傷つかないからね」(自民党中堅)との声が出ており、絶体絶命のピンチに陥ったといえそうだ。
実際、山崎氏は「記事は事実無根」として同誌編集長らを名誉棄損で刑事告訴するとともに、5000万円の損害賠償と記事の訂正を求める民事訴訟を東京地裁に起こしたが、文春側は「記事には絶対の自信を持っている」と悠然と構えている様子。
その背景について自民党関係者は、「文春側は録音テープだけでなく、写真やメモなど決定的証拠を多数握っている。特に、まだ掲載されていない写真は衝撃的なもので、『その1枚で政治生命を左右しかねない』との情報もあるからね」と解説する。果たして、この騒動、いったいどのような結末を迎えるのか。