(回答先: 田中元外相の秘書疑惑、山崎幹事長が文書回答督促 [読売新聞] 投稿者 あっしら 日時 2002 年 4 月 19 日 20:09:36)
自民党の山崎拓幹事長や塩川正十郎財務相ら衆院議員7人が大阪府歯科医師会(岡邦恭会長)関連の政治団体から受けた献金を、政治資金収支報告書に記載していなかったことがわかった。記載漏れは判明分だけで計360万円に上る。献金を届け出るよう定めた政治資金規正法に抵触する可能性もあり、全員がすでに報告書を修正したとしている。
献金を記載していなかったのは、山崎、塩川両氏のほか、自民党の中馬弘毅(大阪1区)、左藤章(大阪2区)、林省之介(比例近畿)の3氏と、民主党副代表の中野寛成(大阪8区)、同党の肥田美代子(比例近畿)の2氏。
山崎幹事長は2000年1月、同歯科医師会の政治団体「大阪府歯科医師連盟」(大歯連)が主体となって設立した政治団体「拓師会」から講演料名目で100万円を受け取ったが、収支報告書に記載していなかった。塩川財務相は同年6月、総選挙の「陣中見舞い」として、大歯連から受けた50万円の記載がなかった。
中馬、左藤、林、肥田の各氏も同年の総選挙前後に大歯連から「陣中見舞い」や「当選祝い」として、20―50万円を受け取ったが、記載がなく、中野氏は1998年1月に「お祝い」として受けた100万円の記載が漏れていた。
7氏とも今年3月末までに、これらの献金を書き加えて報告書を修正したという。
山崎氏の事務所は「事務処理上のミスで記載が漏れた。外部からの指摘で修正した」と説明。塩川氏の事務所は「他の献金と重なり、報告書に書き込むのを忘れた。故意に届けなかったわけではない」と話している。
(4月18日11:20)