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(回答先: 南極で巨大氷山誕生〔産経新聞〕 投稿者 FP親衛隊国家保安本部 日時 2002 年 5 月 10 日 12:33:59)
南極で新たに巨大氷山 デラウェア州以上の広さと
2002.05.15
Web posted at: 19:23 JST- CNN
メリーランド州スートランド(CNN)
米海洋大気局(NOAA)は、米海軍の人工衛星が撮影した映像の分析で、南極大陸の棚氷から巨大な氷山が分離したことを確認した。今回確認された氷山は、これまでに判明した中で最大規模の氷山ではないが、長さ198キロ、幅32キロで、表面積が6336平方キロもあり、米東部デラウェア州の120%の大きさに匹敵するという。
新発見の氷山は「C―19」と名付けられた。C―19は、8日に確認された長さ75キロ、幅7キロの氷山C―18と同じく、南極大陸のニュージーランド側に面するロス海に面したロス棚氷の一部から流れ出したという。
南極ではここ数年、幾つもの巨大氷山が流れ出ていることが確認されているが、南極大陸周辺の気温が上昇傾向にあることが原因とみられる。この傾向は地球の温暖化現象と関連しており、研究者らは、地球全体の気候に悪影響を与えかねない危険信号だとも警告している。また、1万平方キロ以上の巨大氷山が北方へ流れ出ると、船の運航にも影響を及ぼす危険性があるという。
NOAAでは流れ出した氷山を引き続き調査しているが、昨今、南アフリカ南部のケープタウンやニュージーランド南島のクライストチャーチから160キロ以内を流れる氷山を確認している。