(回答先: 支援融資再開に向け初交渉 アルゼンチンとIMF 投稿者 倉田佳典 日時 2002 年 2 月 08 日 18:26:30)
【リオデジャネイロ4日共同】アルゼンチン政府の新経済対策の要旨は次の通り。
一、ドル建ての銀行預金や金銭貸借契約を完全にペソ化する。預金は一ドル=一・四ペソ、金銭貸借契約は同一ペソで交換。
一、給与口座の引き出し上限(月額千五百ペソ)を全廃。
一、定期預金の凍結は維持するが、定期預金者に対し資産の購入などに使える譲渡可能な預金証書を交付する。
一、銀行の損失は国債で補償。財源として石油製品輸出へ暫定課税する。
一、預金凍結などめぐる訴訟手続きを半年間停止。
一、貿易決済用の固定相場制を撤廃し、変動相場制に一本化する。
一、銀行保有の外貨を中央銀行に預けるよう義務付け、代わりに一ドル=一・四ペソでペソに交換する。