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日銀が4日午前に実施した短期国債買い切りオペは応札額が予定額に満たない「札割れ」になった。1月29日のオペから4回連続。予定額5000億円に対し、応札額は1235億円にとどまった。買い入れ予定額を前週の1月31日(1兆5000億円)や2月1日(1兆2000億円)より減らしたほか、買い入れ対象銘柄を拡大したが、「札割れ」は回避できなかった。買い入れ対象銘柄は償還日が3月中に到来する銘柄を中心に、政府短期証券(FB)4銘柄と短期国債(TB)3銘柄が新たに加わった。1月30日の政府短期証券(FB、156回債)が入札された後、3回目に実施するオペで、応札意欲が弱かった。
国債借り入れ(レポ)オペ(2月6日―4月16日)も「札割れ」になった。1月11日以降、15回連続。予定額5000億円に対して応札額は3034億円にとどまり、最低水準の0.001%で全額が落札された。
東京金融先物取引所(TIFFE)で円金利先物相場は小幅続落。中心限月である6月物は99.880と1日より0.005安い水準で午前の取引を終えた。材料に乏しく、持ち高調整を目的とした売買が中心だった。
無担保コール市場では翌日物が0.001%と1日の加重平均金利と同水準で取引された。日銀は9時20分の定例金融調節を見送り、当座預金の残高見込みを1日より2000億円多い15兆1000億円程度とした。
円―円スワップ金利は全般に低下。取引は低調だったという。ブローカー経由の金利気配は、2年物が1日より0.0100%低い0.1375―0.1775%、5年物が同0.0300%低い0.6125―0.6525%、10年物が同0.0225%低い1.4650―1.5050%となっている。
譲渡性預金(CD)・銀行のコマーシャルペーパー(CP)市場では特に発行がなかった。
〔NQN〕