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(回答先: 金融庁:モルガン・スタンレー株式売買5週間停止-過去最大の罰則(東京 2月1日ブルームバーグ) 投稿者 FP親衛隊国家保安本部 日時 2002 年 2 月 01 日 17:55:45)
金融庁は1日、証券取引法の作為的な相場形成とカラ売り規制違反で米国のモルガン・スタンレー証券東京支店への行政処分を決定・発表した。自己売買業務を2月4日から3月8日までの5週間停止するよう命じた。併せて社内の法令順守や内部管理体制の充実を求める業務改善命令も出した。作為的な相場形成による処分は昨年5月の東京三菱証券以来。
モルガン・スタンレー証券東京支店は昨年12月4日、引値保証で信託銀行など3社と立会外取引で特定銘柄600万株を買い取る契約を結んだ。同社はそれを1100万株と誤解、その日で上場廃止となる銘柄を保有するリスクを回避するため、1100万株を4日の後場、大阪証券取引所と東京証券取引所で信用取引で売却しようとした。300万株分約定した時点で証券金融会社からの借株による調達が困難と判断、信用売りからカラ売りに切り替えた。この際、借株で調達できなかった40件・170万株がカラ売り明示義務違反となり、うち23件100万株は価格規制違反となった。