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ミレア保険グループを結成している東京海上火災保険の石原邦夫社長と朝日
生命保険の藤田譲社長は31日記者会見し、生保事業の早期統合をめぐる交渉
を白紙に戻し、当初計画通り2004年の経営統合を目指すと正式発表した。朝日
生命は株安や解約増で低下した財務体力を強化するため、親密先の第一勧業
銀行に加えて大和銀行とあさひ銀行にも資本支援を要請する方針を明らかにし
た。
ミレアグループが目指す生損保融合戦略は、いったん振り出しに戻った。
東京海上と朝日生命は昨年11月、朝日生命の営業網を東京海上あんしん生命保険に譲渡したうえ、
2003年春に朝日生命とあんしん生命が合併する生保事業の再編前倒し策の検討を発表。約3カ月かけ
て協議を進めてきた。
交渉が決裂した理由について石原社長は「(譲渡後の)営業職員をどう育成していくか意見が折り合わ
なかった」と説明。藤田社長は「朝日生命は営業職員を増やす拡大戦略、東京海上は収益性重視で、
大もとの考え方が違った」と述べた。