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(回答先: アルゼンチン中銀総裁辞任 ドゥアルデ大統領と対立 【リオデジャネイロ17日共同】 投稿者 sanetomi 日時 2002 年 1 月 18 日 02:50:38)
今月1日に就任したアルゼンチンのドゥアルデ大統領は15日午前、大統領府で初めて外国報道機関と記者会見し、経済危機を乗り切るために国際通貨基金(IMF)に対して支援を改めて要請するとともに、固定相場と変動相場の「二重相場制」を5カ月以内に終わらせ、変動制一本にさせる意向を示した。一方、国内の銀行のドル預金の封鎖について「時限爆弾のようなもので、慎重に取り扱わないといけない」と述べ、国民に理解を呼びかけた。
ドゥアルデ大統領は感情的対立も指摘されるIMFとの関係改善について、「アルゼンチンは(改革の)具体的計画を持たずにIMFに(支援を求めに)行って、IMFから要求項目を出すようなことが続いていた。今度は自分で計画を持っていかなければならない」と述べ、近く、大幅な歳出カットなどを盛り込んだ予算案を提出し、IMFに対して支援の再開を求める姿勢を強調した。
為替システムの変動制一本化方針も「二重相場制」に批判的なIMFの立場に歩み寄ったものだ。
また、11日から実施された国内の預金封鎖について「みんながお金を引き出すと経済が倒れてしまう」として、政策への理解を呼びかけた。
国民の間にこれに対する不満が高まっているため、新政権は、預金封鎖の制限などを緩和する策を検討している。ただ、一気に緩和すると、銀行への「取り付け騒ぎ」に発展するのは確実で、政権は難しいかじ取りを迫られている。(