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(回答先: 預金流出、ペイオフ危機は始まっている!第二地銀が危険水域、大手行にシフト(株ZAKZAK) 投稿者 FP親衛隊国家保安本部 日時 2002 年 1 月 22 日 17:46:14)
金融機関が破たんした場合、預金の全額保護を元本1000万円とその利息に限るペイオフ解禁を4月に控え、預金の移動が進んでいる。中小から大手の金融機関へ預金がシフトし、4大金融グループではこの1年間で個人預金が合計6兆1264億円(6.2%)増えた。定期預金から、ペイオフ解禁が1年先になる普通預金などへの移し替えも目立つ。
4大金融グループ傘下の都市銀行について、昨年12月末の個人預金を前年同期と比べると、東京三菱は2兆1369億円(10.8%)、みずほフィナンシャルグループでは第一勧業が1兆800億円(7.3%)、富士が6940億円(5.7%)、UFJ銀行となった三和と東海は計1兆1801億円(5.1%)、三井住友は1兆354億円(3.6%=みなと銀行への営業譲渡に伴う2235億円は除く)、それぞれ増えた。
日銀によると、法人などの預金も含めた都銀全体の預金量は昨年11月末現在で216兆8775億円と、前年同期比2.8%増。第1地方銀行、信用金庫はそれぞれ2904億円(0.2%)、1兆4819億円(1.4%)増えた。
これに対し、第2地銀は9071億円(1.6%)減少。信用組合も昨年10月末現在で、前年同期より1兆8026億円(9.5%)減った。
定期預金から普通預金へのシフトも顕著だ。日銀の集計では、国内の銀行全体の普通預金(昨年11月末)が前年同期比で25兆2693億円(22.3%)増えたのに対し、定期預金は21兆4084億円(7.3%)減った。大手銀行によると、定期性預金のペイオフ解禁をにらみ、「とりあえず普通預金に移す」という行動が目立つという。
4大金融グループへの預金シフトは、経営体力があるとみられているためだが、景気の低迷で資金需要が伸びない中、預金が集まっても運用先に困るのが現状。ある大手銀行の担当者は「複雑な心境」と話している。