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(回答先: 一段の流動性資金増額が必要な時期あるかもしれないと述べた=日米財務相会談で財務相[東京22日ロイター] 投稿者 FP親衛隊国家保安本部 日時 2002 年 1 月 22 日 14:25:37)
ロイターの記事で重要な内容は、「オニール米財務長官が急ぎ不良債権の整理を行うよう要望した」であろう。
現状の日本経済と国家財政に照らせば、銀行の不良債権処理を急いで行えるような環境ではない。
不良債権処理を急いで行えば、経済状況は何ら完全されないままで、営々として築き上げてきた資産をハゲタカやハイエナにむさぼり食われ、さらに喰った資産を基にエサを生み出すシステムを差し上げるだけである。
銀行の不良債権は少しずつ処理を進め、逆ベクトルが働く間違った「税制改革」ではなくふさわしい税制に変えることで需要を少しずつ拡大させることで実体経済を少しずつ活発にしていく。そうして状況が少しよくなったら、不良債権の処理規模をさらに少し増やすというサイクルでやっていくしか、日本経済をソフトランディングさせる道はないのである。
国民全体のことを考える政治家や官僚なら、まじめに考えて欲しいね。
>同相によると、オニール米財務長官は米経済について、「かなり力強い表現が
>あった」という。
Kマートが連邦破産法の適用申請し、フォードが7500億円もの赤字を計上している現実の米国経済について、どのような力強い表現があったのだろう?