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金融庁筋によると、オニール米財務長官は、今夕の柳沢金融担当相との会談で、日本は早急な不良債権処理を行うことが重要、との認識を示した。
金融庁筋によると、オニール米財務長官は、柳沢金融担当相に対して、(日本は)早急な不良債権処理が重要だ、と話したという。その上で、生産性の上がるような形で資源配分が行われ、日本が再び高い経済成長を取り戻すことを期待すると表明した。これに対して、柳沢金融担当相は、不良債権問題への取り組みを丁寧に説明したという。公的資金の再注入やペイオフ解禁は話題にならなかったという。