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(回答先: アルゼンチンの紙幣増発計画はハイパーインフレ誘発‐IMFが警告-サンティアゴ(チリ) 1月18日(ブルームバーグ) 投稿者 FP親衛隊国家保安本部 日時 2002 年 1 月 19 日 22:34:14)
【リオデジャネイロ20日共同】
アルゼンチンのドゥアルデ大統領は19日、国内通信社各社と会見し、現在引き出しが規制されている米ドル建ての銀行預金について、今後規制が解除されても、ドルでは払い戻せないと発言、就任時に国会で「ドル建て預金はドルで払い戻す」としていた「公約」を撤回した。
政府は、ドル建て預金を固定相場の交換率(1ドル=1.4ペソ)によりペソで払い戻すことで、国内通貨の「ペソ化」を進めていく構えだが、国民の不満が強まるのは必至だ。
大統領は「購買力としての(預金の)価値を維持していくが、ドル紙幣によるものではない。(ドル紙幣は銀行には)ないのだから」と述べた。
最近の世論調査によると、預金引き出し規制には8割以上が反対している。預金が全額戻ると48%は信じているが、不信を抱く人も40%に上っている。大統領府によれば、昨年は240億ドルもの資金が国外に流出しているが、資金逃避に出遅れた中流層を中心に不満が渦巻いている。