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(回答先: 福岡ドームなど証券化へ…ダイエー再建案(読売新聞) 投稿者 sanetomi 日時 2002 年 1 月 13 日 08:20:51)
ダイエーは十二日、今月中に策定する経営再建に向けた「新三カ年計画」に五十店以上の不採算店舗の追加閉鎖を盛り込むとともに、これに見合う従業員の希望退職の検討を始めた。希望退職の募集規模は、一千人を上回る見込み。
希望退職の募集は、今後三年間に閉鎖するダイエーグループの不採算店舗数と連動するため、週明けから本格化する主力四行(三和、東海、富士、三井住友)との新三カ年計画の協議で、ダイエー側から提案する。
閉鎖対象は、関連のハイパーマート(二十八店)、コウズ(五店)の大半と、ダイエー本体のディスカウントストア「トポス」など赤字店舗で、合計五十店以上。
ダイエーは当初、五年程度をかけて改装を実施すれば黒字転換が見込める店舗も多いと主張したが、有利子負債圧縮と早期の収益力向上を求める主力行の要請を受け、閉鎖店舗を大幅に増やす。ダイエーは、閉鎖に伴う賃貸契約の違約金発生や売却などの損失に加え、店舗従業員の希望退職で生じる割増退職金などの特別損失の資金でも追加支援を求める考えだ。
ダイエーでは昨年三月に希望退職を募集した際は、閉鎖三十二店舗分に相当する一千人の募集枠を設けたが、応募が殺到して一日で募集を締め切った。今回の追加募集は閉鎖店舗数でも前回を上回るため、一千人以上の規模となるのは確実とみられる。