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(回答先: 永代信組破たんへ、申請拒めば金融庁が職権で決定 (読売新聞) 投稿者 sanetomi 日時 2002 年 1 月 12 日 08:55:10)
01/12 17:23 永代信組を破たん処理へ 金融庁、行政権限で 金融28
共同
金融庁は十二日、経営が悪化していた永代信用組合(東京都江東
区)が債務超過に陥ったとして、預金保険法に基づく行政権限で破
たん処理する方針を固めた。
同庁は永代信組に金融整理管財人を送り、経営責任を厳しく追及
するとともに、事業の受け皿となる金融機関の選定を急ぐ。永代信
組は週明けからも通常通りの営業を続け、預金は全額保護される。
金融機関を職権によって破たん処理するのは、金融監督庁(現金
融庁)発足後、一九九八年十二月の日本債券信用銀行、二○○○年
十二月の在日韓国人系信用組合「関西興銀」(大阪市)に続き三例
目。
金融庁は昨年、永代信組の金融検査を実施したが、不良債権の査
定をめぐって同信組と意見対立が続き、最終的に職権による破たん
処理に踏み切ることにした。
永代信組は一九二六年設立。昨年三月末時点の店舗数は二十六、
預金量は二千七百九十四億円と、都内有数の名門信組だったが、金
融検査の結果、自己資本比率がマイナス5%程度と指摘された。
地域に密着した事業に運営資金を融資する団体「市民バンク」の
設立や、ベンチャービジネスへの融資に積極的だった。しかしバブ
ル経済期の不動産開発融資などが焦げ付いたり、千葉県内のゴルフ
場への貸し出しが検査で不良債権と査定されたため、債務超過に陥
った。
(了) 020112 1723
[2002-01-12-17:23]