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カジュアル衣料品店「ユニクロ」を展開するファーストリテイリングは8日、農業開発・指導を手がける永田農業研究所(東京・足立)緑健研究所(静岡県浜松市)、りょくけん(同)と提携して、食品事業に進出すると発表した。提携先の農産物の生産・物流・加工ノウハウを活用し、農産物やその他食品を契約生産して消費者に直接販売する。ファストリはユニクロの既存店売上高、客単価の前年割れが続いており、柳井正社長は新規事業を立ち上げて収益源に育てる方針を明らかにしていた。
ファストリは提携先から農産物の開発や技術特許や商標に関する使用権の提供も受ける。提携先の1つであるりょくけんには、農産物の加工食品など一部商品の生産を委託。今後ファストリはこれら提携先と提携内容の詳細を詰める。現段階では、具体的な事業計画や業績見通しは未定という。ファストリは本業のカジュアル衣料事業はユニクロブームの沈静化などを背景に、かつての売り上げの伸びが失速している。同時に発表したユニクロの12月の既存店売上高は前年比17%減、客単価は5.5%減だった。