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(回答先: 安倍副長官「(金融危機時)資本注入も」〔日本経済新聞〕 投稿者 FP親衛隊国家保安本部 日時 2002 年 1 月 06 日 21:22:13)
安倍晋三官房副長官は6日、フジテレビの報道番組で、預金の全額保護を1人1000万円までとするペイオフの解禁を4月に控えて「金融のクリシス(危機)が起こらないように資本の注入も行う」と述べ、金融機関の連鎖破たんを回避するために金融機関に公的資金で資本を再注入する可能性を明言した。
小泉首相は4日の記者会見でペイオフ解禁を延期しない方針を示したうえで「金融の危機を起こさないためにあらゆる手段を講じる」と強調した。安倍氏の発言には、3月の決算期末や4月のペイオフ解禁を控えて金融機関の信用不安が広がることを早めに打ち消す狙いもある。
さらに安倍氏は「非常に厳しい状況が起これば金融危機対応会議を首相が開いて対応を決める。ペイオフに際しての混乱は金融危機対応会議でいろんな決断ができる」と語り、今後は金融危機対応会議を積極的に活用していく考えを示した。
金融危機対応会議は、昨年の省庁再編の際に内閣府に設置された。首相を議長に官房長官や関係閣僚、金融庁長官、日銀総裁で構成し、株価の暴落や特定の大手銀行の破たんが「金融危機」かどうかを判断し、破たんした金融機関を一時国有化するなどの対応を決定する。
(18:37)