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(回答先: 公的資金:速水日銀総裁が再注入を主張 昨年11月の諮問会議 [毎日新聞1月5日] 投稿者 sanetomi 日時 2002 年 1 月 05 日 04:10:57)
昨年11月20日の経済財政諮問会議で、日銀の速水優総裁が大手銀行への公的資金の再注入を求めていたことが、5日、明らかになった。今年4月のペイオフ(破たんした金融機関からの預金の払い戻し保証額を元本1000万円とその利息に限る措置)凍結解除を控え、金融機関の経営状況に通じている日銀のトップが公的資金再注入を主張したことは、公的資金注入をめぐる議論に弾みを付ける可能性もある。
関係者によると、会議では、柳沢金融相が大手銀行の経営の健全性を強調したのに対し、速水総裁が、大手行の自己資本比率が事実上国際水準を下回っていると指摘した上で、公的資金再注入の必要性を訴えた。さらに、他の出席者からも、再注入を求める意見が出たため、柳沢金融相が激しく反論したという。
速水総裁はそれまで、公的資金再注入について、記者会見などでは「必要があればあり得る」などと述べ、明言を避けていた。
通常の諮問会議は3日後に議事要旨が公開されるが、不良債権問題をテーマとした昨年11月20日の会合は、「個別の金融機関の経営状況にも踏み込んで議論するため、影響が大きい」などの理由で、4年後の議事録公開まで内容は公表されないことになった。
(1月5日20:42)