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(回答先: アルゼンチン、IMFと米に支援の協議要請〔読売新聞〕 投稿者 FP親衛隊国家保安本部 日時 2001 年 12 月 25 日 19:15:30)
【ブエノスアイレス24日=窪田淳】
アルゼンチンの暫定政権は24日、同国で流通するペソ、ドルに加えて新たに発行する「第3の通貨」の呼称を「アルヘンティノ」と決定した。公務員給与や年金給付金として来年1月初旬にも使用を開始する。アルヘンティノはペソとは異なり、ドルと等価の交換を保証しない。詳細は明らかになっていないが、連邦から州政府への交付金の支払いに導入済みの連邦債と同様の性格を持つとの見方が多い。
連邦債は利回りや償還期限などを裏面に印刷し、形、大きさともペソ札に類似した債券。財政難が深刻化したブエノスアイレス州など一部の州が今年9月、職員給与として州債を導入して成功したことをきっかけに追随する州が出たため、政府は無秩序な州債発行を避ける目的で連邦債への一本化を進めていた。アルヘンティノの発行額は当面30億―50億ドル規模になる見通し。ただ、連邦政府による償還が必要な債券の形での「新通貨」発行では財政収支の悪化につながる懸念があるため、政府が通貨の仕組みに関する代替案を検討しているとの観測もある。